時計宝石修理研究所

修理実績

REPAIR
RESULTS

修理実績

時計の状態や修理項目、修理に掛かった期間や費用などを掲載していますので、ご参考にしてください。

私たち時計宝石修理研究所は、職人がひとつひとつ丁寧にオーバーホールを行っていますので、非常に高い評価をいただいています。

2019.06.04

■西宮店「hermes クリッパー オーバーホール」

今回ご紹介のブランド「hermes」の原点は1837年にティエリー・エルメスがパリで創業した「高級馬具工房」です。 現在の華やかで高級な印象のバッグとはかけ離れたスタートでしたが、優れた馬具製作によって、ナポレオン3世やロシア皇帝などの顧客に愛され繁盛していきます。 1892年には、はじめて馬鞍を収納するためのバッグ「サック・オータクロア」を製作。馬具製作の技術もしっかりと生かされたエルメス初のバッグで、バーキンの原型となったモデルです。 1900年に入ると、時代は自動車社会へと変わっていきました。ティエリーの孫エミール=モーリス・エルメス(3代目)は、いち早く馬車社会の終わりを予測して、馬具から鞄・財布・腕時計・衣料・スカーフ・香水などへと事業を転向していきます。 こうして現在のエルメスの基礎が築かれて行きます。1920年には、ファスナーの特許を申請し初めてバッグに使用します。世界初ファスナー付きバッグ「ブガッティ」を誕生させたのです。 1935年には、現在の「ケリー」の原型である「サック・ア・クロア(ベルト付きバックのこと)」を発表します。こうした歴史が、不動の人気を誇る「バーキン」、「ケリー」の誕生へと繋がっていきました。

2019.06.03

■西宮店「ロンジン・紳士用クオーツ オーバーホール」

今回、当店がお承りしましたお時計は「ロンジン」です。 ロンジンは180年という古い歴史を誇るスイスの名門ブランドです。 時計好きの方でしたら、一度は聞いたことがある名前ではないでしょうか? 設立は1832年に、創業者のオーギュスト・アガシがスイス・ジュラ山脈の谷間に開けた小さな町サンティミエで時計製造販売会社の共同経営者に就任したのが始まりだそうです。 「アガシ」の名でスタートした事業は、1850年代半ばに甥のアーネスト・フランシロンへと受け継がれました。 当時の時計製造はとても非効率的で、各地の時計職人がそれぞれの自宅で部品を組み立てるというものでした。 そこで、フランシロンは1866年、「レ・ロンジン(Les Longines)」と呼ばれる場所に工場を設立し、ちりぢりだった時計職人を一箇所に集めて時計を製造するシステムを考案します。 つまり、現在で言うところのマニュファクチュール(自社一貫製造)の体制をスイスで初めて確立したのでした。 今や数多く存在する世界の時計メーカーの中で「初」というのは本当に偉大なメーカーですね。 また、時計という製品にブランド名やロゴマークを配置して付加価値を与えたのもロンジンが先駆者でした。 ロンジンという名は、工場の設立地が由来であるとともに、フランス古語で「花溢れ小川流れる野原」という意味もあります。 そして、有名な「翼の砂時計」のロゴマークは、スイス時計界で最も古いブランドロゴであると言われています。

各店舗別TOPへ戻る

宅配修理

DELIVERY REPAIR

宅配修理

遠方のお客様は、便利で簡単な時計宝石修理研究所の宅配修理をご利用ください

宅配修理をもっと知る

fb

Instagram

WATCH&JEWELRY REPAIR LAB SNS