2019.12.17
■西宮店「SEIKO置時計 オーバーホール」
こんにちは!
にしのみや時計宝石修理研究所です。
いつもご利用ありがとうございます!
今回は、置き時計の修理をご紹介します。
本体が木製(切り株のような)のとても立派なSEIKOの置き時計。電池交換をしても動かなくなってしまいました。
捨てるには惜しい!ということで分解掃除のご依頼をいただきました。
分解すると、永年の使用による油劣化と汚れがありました。
電池式(クォーツ)時計は小さな動力で稼働しているので、歯車の動きに負荷が掛かると電池を交換しても針が動かなくなってしまいます。
この度の時計は、電子回路やコイルに異常がなかったので安心しました。
これらに、錆びなど異常がみられると部品の交換や銅線の修復などが必要となり、修理不可の可能性が高くなります。
オールド品は特に修理が難しくなりますので、早め早めのメンテナンスをお願い致します。