ミラショーンの時計を修理でお預かりしました。電池交換しても作動しなかったので、分解掃除が必要となりました。油の乾きと劣化、電子回路の不良が原因での不動でした。ガラスの接着も劣化しておりましたので同時に再接着も行っております。クオーツの時計は電子部品の在庫次第で修理不可となってしまうのがウィークポイントですね。 若い頃の想い出のお品、お修理で蘇らせることができます！！是非、ご依頼ください。

凄い年代物を修理いたしました。昭和31年の鉄道時計です。ご先祖様から受け継がれたものだそうで、是非とも動かしてほしいとご依頼くださいました。内部は深刻な状態でした。時計の心臓部ともいえるテンプの天真と呼ばれる極細の軸が折れていました。ただ、機械式の時計は、部品を材料から削りだして作製できるメリットがあります！新たな天真を作製し取付け、各歯車に磨きと修正をかけて見事に復活いたしました。耐衝撃性に不安のある繊細な精密機器ですので、丁寧に大切に扱ってあげてください！末永くお使いいただけると思います。

【ロンジン　コンクエスト】 パーペチュアルカレンダー付きの電池交換をいたしました。 セイコーのカレンダー設定と比較すると、リューズ操作で完結するので簡易的になっております。 電池交換後、正常に動作しましても5～6年を目安にオーバーホールをご検討ください。

【セイコー　自動巻】 このたび修理いたしました時計も年代を感じられ素敵です。茶色のクロコ皮革ベルトが金色ケースとベストマッチングしていますね☆お預かり時、全体的な不調とカレンダー不良がありました。分解掃除でゼンマイと早送りレバーを交換し、快調を取り戻しております。最近、ご自宅で眠っていたり譲りうけられた時計をお持ちいただくことが増えており、ご返却時に針が動いているのをご覧になり感動していただいております。私どもも嬉しい限りでございます！

【オメガ　コンステレーション】 ５０年ほど前のお品物でしょうか。オメガ・コンステレーション自動巻モデルのアンティーク時計です。角度の付いた文字盤が目を引く特徴的なデザインで風格がありますね。しっかりとクロノメーターの印字もあり、完成度の高さを証明しております。年季の入ったコチラ、ゼンマイの劣化とローター真の摩耗がありましたが分解掃除により復活いたしました。非防水ですので、水・汗・湿気、ホコリ等にご注意してくださいませ。磁気帯びもみられましたので、電化製品や磁気製品に近付けるのもお控えくださいね。

先日、Tiffany＆Co.の電池交換依頼がありました。裏ブタはなく、ケースのガラス側に一本の細い線が見えるのみ。とりあえず、その細い溝からOPEN。次の瞬間、予想は的中しました。『継手(ジョイント)巻真』確定！！ 実は承り時に、「ティファニーの電池交換できる？」の問いに、「できますよ！」と答えた時にお客様が「これメーカー以外でできるんやー」と仰っていたんですね。その時はピンときていませんでしたが、これで納得です。 そうとわかれば、慎重に接合部を外しムーブメントを取り出して電池交換するのみ。無事に動き出してくれました。 他店で断られた電池交換や修理も、諦めずに是非一度、当店にお持ちください。

オメガ・コンステレーションのクアドレラ・ミニをオーバーホールいたしました。 インデックスのカラーストーンが色鮮やかで、綺麗な文字盤がとても楽しいです。かたや時分針はというと、見た目の楽しさに反して沈黙。。。分解して詳しく見ますと、油の乾きと劣化、汚れがありました。オーバーホールにて洗浄と注油することで健康な状態を取り戻しました。 しばしば、新品のまま使ってないから、とか外装が綺麗だから状態は良いでしょうと仰るお客様がいらっしゃいますが、日々経年劣化は進んでおります。ゆえに、定期的なオーバーホールを是非ともご検討ください！！

懐中時計をうっかり落してしまい、動かなくなったと修理のご依頼がありました。 京都鉄道博物館開業を記念した時計だそうで、想い出のお品物。京都鉄道博物館は2016年4月29日に開館した、西日本旅客鉄道（JR西日本）および公益財団法人交通文化振興財団が運営する鉄道博物館です。今年、梅小路に新たな駅ができたことで京都駅からのアクセスが良くなりました。近くの水族館には行ったことがありますが、こちらには行ったことが無いので一度足を運びたいと思っております。 さて、話を修理に戻しましょう。 ガラスに傷があり、秒針の曲がりもありましたが、オーバーホールと秒針及びガラスの交換で元気に復活いたしました。記念品は欲しいと思ってもなかなか手に入るものではないので、大切に末永くお持ちくださいませ。