カルティエのロードスターをオーバーホールにて復旧いたしました。 電池切れから、そのまま長期間保管されていたということで分解掃除をお勧めしました。ピンクの文字盤にピンクのベルトですが、可愛くなりすぎないところが、流石カルティエ。ローマ数字やレールが格好良く配置され、デイト付きなので実用性も兼ね備えております。 定期的なメンテナンスを検討いただき、末永くご愛用くださいませ。

リズム時計のクイーンエリザベス2の修理が完了し電波受信もバッチリでございます。 新築祝い等で贈られることが多い掛け時計。記念の品なので、動かなくなったけれど修理して使い続けたいというご依頼です。販売終了の年代にもよりますが、クオーツでも修理の受付が可能なモデルがございます。こちらは、外装のデザインや状態が綺麗ですし捨てるのは勿体無いですよね。修理して、これからも使っていただけるので本当に良かったです。

ORISの自動巻式腕時計をメンテナンスいたしました。こちらの時計。。。お持ちいただいた時は、リュウズが取れて欠品状態でした。しかも巻真が折れてのことでしたので分解掃除とリュウズ&巻真交換を提案いたしました。 インデックスや針が特徴的なデザインでクラシカルな印象を受けます。ポインターデイトが赤なのがまたお洒落な演出ですね。

オメガのスピードマスターを修理いたしました。お持ちいただいた状態は、クロノグラフのプッシュボタンが空押しで機能していませんでした。また、ベルトのクラスプ部に有るはずのスライドネジが欠品して、ベルトが輪っかになっておりませんでした。 分解掃除時に、ゼンマイやクロノグラフをリセットさせる部品が不良でしたので交換いたしました。プッシュボタンの調整も行い、正常に機能するように修理いたしました。湿気が入っていましたので、今後お使いになる時は水気には充分ご注意いただきますようお願いをいたします！

全体を黄金色に飾られたクレドールをオーバーホールいたしました。 御親族の時計で、腕回りの調整も承りました。メッシュベルトがケース一体型ですので、メッシュ部を短くカットし留め金部をロー付けし直すという特殊な作業となりました。内装の状態は、油切れと劣化がありましたので洗浄と注油で復旧しました。 お時間を頂戴しましたが、ご満足いただける仕上がりとなり胸を撫でおろしました。

エルメスのラリー（レディース）をオーバーホールいたしました。油劣化と油切れによる不調でした。ベルトのネジが１本欠品しておりましたので、取り付けもいたしました。 ラリーは、モータースポーツのラリーからデザインの着想を得たと言われる通り、ケースのデザインがレースで使用するコースのような形をしています。 楕円形の時計はよくありますが、このラリーは形そのものも独特です。留め具部分も、あえて大振りにしたことで、他にはない独特のフォルムが完成しました。 ただ、レディースで横20．5×縦31なので、それほど大振りなデザインではないです。したがって、手元をジャマすることはありません。 もうひとつの特徴ともいえる、文字盤の独特なアラビアフォントも、一見遊び感の強いデザインですが、よく見てみると、実はカッチリとしたスタイルです。文字盤のカラーも、シャンパンゴールドやグレー、白など、落ち着いたものが選ばれているので、スッキリとした仕上がりになっています。

ロレックスの人気シリーズ「サブマリーナ―」のグリーンベゼルのオーバーホールと研磨をいたしました。 サブマリーナーの中でも緑は人気がありますよね。お持ちの方は腕元に視線が集中するのを感じられているのではないでしょうか。 今回は、ゼンマイ切れとローター芯の摩耗がありましたので交換いたしました。また、機械の固定が緩くなっていたのも修正しております。外装もピカピカになり、腕元が格好良くなること間違いなしです！

ロンジンのオーバーホールをいたしました。手巻き式のタイプなので、ケースは薄くてスタイリッシュに装着できそうです。スモールセコンドもクラシカルな雰囲気と視認性を高めていて素敵な印象です。このスモールセコンドと呼ばれる機構はセンターセコンド（中３針）よりも以前に開発されたものです。機械の構造をシンプルにできるのが利点です。