2020.10.13
■西宮店「オメガ・コンステレーション オーバーホール」
こちらは約20年程前からお使いになられているそうで、今まで不調は一度もなく動いてくれていました。
しかし、数日前に急にガラスの内側がくもり、水滴が見えるほどにまで水没してしまい、さらには時刻が一日に1時間以上進むと言った、かなりの不調に見舞われてしまいました。。
それから数日が経ち、ガラス内側のくもりは治まったのですが時刻の進みが激しいため、当店へオーバーホールのご依頼を下さいました。
内部を拝見すると、やはり水が入っており機械が濡れている状態でした。。
ケースとリューズやケースと裏蓋などの隙間を埋めるためのパッキンというパーツがあり、そのパッキンが痛んでくると時計内部に水やホコリが侵入しやすくなります。
今回、そのパッキンの劣化が原因で水が入ってしまったようです。
時計のガラスの内側のくもりや水滴を放置すると、中の機械がサビが広がり、修理が出来なくなることもあります。。
この時計は何とか修理が出来ましたが、手遅れになってしまう前に、持ってきてくださいね!