渋谷近くの時計修理おすすめ店!プロ目線の厳選3店舗を解説

渋谷の街並みを背景にした腕時計の写真。「渋谷で腕時計の修理、どこへ行く?あなたに最適な一店を見つけるためのガイド」というキャッチコピーのスライド。

こんにちは。はらじゅく時計宝石修理研究所、店長の天野 一啓です。

突然ですが、お手元の時計が止まってしまったり、時刻がずれたりしてお困りではありませんか。東京・渋谷近くで数多くの修理店が存在しますが、いざ探すとなると「安い料金で対応してくれるお店」や「信頼できる場所」がどこなのか、迷ってしまうことも多いはずです。また、大切な時計だからこそ「評判の良い店舗に任せたい」という思いや、ベルト交換やオーバーホールに関する疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。高級ブランドのメンテナンスからちょっとした不具合の相談まで、それぞれの目的に合わせた最適なお店選びは非常に重要です。

  • 渋谷エリアで用途別に選べる時計修理店の特徴と強み
  • 安さやスピード重視の方が知っておくべき店舗情報
  • 大切な時計を長く使うためのメンテナンスのポイント
  • 技術力に定評があるおすすめの修理専門店と選び方
目次

タイプ別に見る渋谷で時計修理の店

渋谷は多くの鉄道路線が乗り入れる巨大なターミナルであり、その周辺には多種多様な時計修理店が点在しています。駅の出口やエリアごとに特徴が異なるため、ご自身の状況に合わせてお店を選ぶことが大切です。「近ければどこでもいい」というわけではなく、お店ごとに得意な作業や価格帯が大きく異なるためです。

ここでは、目的やシチュエーションに応じた最適な店舗の選び方を、修理店の視点から詳しく解説します。

時計修理店を選ぶ3つの基準。「速さと手軽さ」「専門性と品質」「正規の安心感」のどれを重視するかによって、選ぶべき店が変わることを示したチャート。

渋谷駅近くでアクセス良好な店舗

通勤や通学の途中、あるいはショッピングの合間に立ち寄りたい場合、何よりも重視したいのはアクセスの良さではないでしょうか。現在、渋谷駅周辺は大規模な再開発によって構造が複雑化しており、「駅チカ」といっても改札によってはかなり歩くことになります。

雨に濡れずにアクセスできる店舗

例えば、「TiCTAC 渋谷ヒカリエ店」※2026年1月現在は閉店という表示になっておりますは駅直結の商業施設内にあり、雨の日でも濡れずにアクセスできるのが大きな魅力です。ヒカリエ側(東口方面)をご利用の方には最適な立地ですね。また、地下鉄(半蔵門線・副都心線など)を利用される方にとっては、地下通路から直結している店舗を知っておくと非常に便利です。移動の動線上でスムーズに立ち寄れるお店を把握しておけば、急に時計が止まった際も慌てずに済みます。

料金とサービス内容の違い

チェーン店、専門店、百貨店の3タイプについて、料金目安、所要時間、防水検査の有無を比較した一覧表。

ただし、料金の安さには理由があります。一般的な激安店の場合、あくまで「動作させること」が目的であり、防水性能の保証までは含まれていないケースがほとんどです。

「一つだけ、知っておきたい注意点」として、パッキンの劣化による浸水リスクを図解。スピード重視の店では防水検査がない場合があることを警告するスライド。

店舗タイプ 料金目安 所要時間 防水検査 おすすめの時計
量販店・激安店 1,000円〜 15分〜 基本なし 非防水のファッション時計
修理専門店 2,000円〜 20分〜 あり(要確認) ブランド時計・防水時計
百貨店サロン 3,000円〜 数週間〜 万全 高級資産時計
注意点安価な電池交換サービスでは、パッキン(防水ゴム)の交換や防水検査が行われないことが一般的です。手洗いや雨で濡れる可能性がある時計や、防水性能を維持したいダイバーズウォッチの場合は、後述する専門店で「パッキン交換・防水テスト」が含まれるプランを選ぶことを強くおすすめします。

ミスターミニットでの対応

「仕事の休憩中に直したい」「待ち合わせの前にサッと動くようにしたい」という緊急時には、スピード対応に定評がある「ミスターミニット」が非常に頼りになります。渋谷駅の各改札(ハチ公口、マークシティ方面、地下鉄構内など)の近くに複数の店舗を構えており、利便性はエリア内でも群を抜いています。

店舗の混雑状況にもよりますが、在庫がある電池であれば15分〜20分程度で交換が完了することも珍しくありません。靴修理や合鍵作成のイメージが強いチェーン店ですが、実は時計修理のトレーニングを受けたスタッフが常駐しており、アナログ時計だけでなく、一部のデジタル時計の電池交換やバンド調整といった軽作業にも対応しています。そのスピード感は、分刻みで動く忙しいビジネスパーソンにとって大きな助けとなるはずです。

渋谷ロフトにある工房の特徴

雑貨やギフト選びで人気の渋谷ロフトですが、実はその中に本格的な時計修理工房があることをご存知でしょうか。「オンタイム 渋谷ロフト店」は、単なる販売店ではなく、専門スタッフが常駐しているのが特徴です。

西武渋谷店などの百貨店サロン

ロレックスやオメガ、カルティエ、パテック・フィリップといった高級ブランド時計のメンテナンスを検討されている場合、やはり百貨店の時計サロンは外せない選択肢です。「西武渋谷店」(現在は再開発の影響でフロア構成等に変更がある場合もありますが)などの時計サロンでは、各ブランドの正規カスタマーサービスへの取り次ぎを行っています。

百貨店経由で依頼する最大のメリットは、「ブランド価値の完全な保全」です。費用は高額になりがちで、納期も❷ヶ月〜3ヶ月以上とかかることが一般的ですが、メーカー純正の部品を使用し、厳格な基準(コンプリートサービスなど)で修理が行われます。将来的に売却を考えている場合や、親から受け継いだ大切な資産である場合は、コストよりも安心を優先して百貨店のサロンへ相談に行かれるのが良いでしょう。

桜ヶ丘周辺エリアの修理事情

渋谷駅の南側に位置する桜ヶ丘エリアは、長らく工事が続いていましたが、「渋谷サクラステージ」の開業などにより、ビジネスと居住が融合した新しい街へと劇的な変貌を遂げています。このエリアにお住まいの方や、IT企業などのオフィスにお勤めの方は、駅の反対側である宇田川町や宮益坂まで出るのが手間に感じることもあるかもしれません。

現状、時計修理専門店の多くはハチ公口や宮益坂方面に集中していますが、桜ヶ丘エリアからであれば、西口の歩道橋を渡ってすぐの店舗や、セルリアンタワー方面へ抜ける道すがらにある個人経営の時計店などが候補に入ります。また、再開発エリア内の新しい商業施設にも、今後メンテナンス受付ができるショップが増えてくることが予想されます。移動時間を節約したい方は、最新のフロアマップをチェックしてみると意外な場所に窓口が見つかるかもしれません。

カシオなどのブランド対応状況

G-SHOCKに代表されるカシオ製品や、ソーラー電波時計の修理は、一般的なアナログ時計とは異なる専門知識と技術が必要です。「電池交換くらいどこでもできる」と思われがちですが、実は裏蓋のネジが固着していたり、防水パッキンが特殊な形状をしていたりと、トラブルが起きやすい時計でもあります。

また、ソーラー時計の二次電池(充電池)は一般の電気店では入手できない部品であり、交換には技術を要します。メーカーの公式修理に出すのが最も確実で安全ですが、もし「どうしても今日中に直したい」という場合は、前述した防水テスト機材を持つ「オンタイム」や、デジタル時計の構造に詳しい一部の修理店に相談するのが近道です。特に防水リングやベゼルの樹脂劣化は見た目では判断できないため、プロによる診断が欠かせません。

カシオ製品、特にG-SHOCKの電池交換については、以下の記事でも費用や依頼先、リスクについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

Gショックの電池交換の完全ガイド:費用と依頼先を比較

渋谷で時計修理を成功させるコツ

時計修理で後悔しないためには、お店選びだけでなく、依頼するタイミングや内容についても少し知識を持っておくと安心です。時計は精密機械ですので、日頃のちょっとしたケアや、不具合の兆候を見逃さないことが寿命を延ばす鍵となります。ここでは、修理をスムーズに進め、愛機を長く使うためのプロ視点のコツをご紹介します。

ベルト交換や洗浄もプロに相談

時計ベルトの「見えない部分も大切なケア」。超音波洗浄による汚れ除去(Before/After)と、ベルト交換によるイメージチェンジを提案するスライド。

時計の修理というと「動かなくなった時」や「ガラスが割れた時」をイメージしがちですが、実は肌に直接触れる「ベルト(バンド)」のケアも非常に重要です。特に高温多湿な日本の夏場は、汗や皮脂が金属ベルトの隙間に入り込み、そのまま放置するとサビや腐食、さらには強烈な臭いの原因になります。

超音波洗浄の効果多くの修理専門店では、専用の「超音波洗浄機」を使ってベルトのクリーニングを行っています。ブラシでは届かない微細な隙間の汚れを振動で弾き出すため、洗浄後は見違えるように輝きが戻り、袖口の汚れ防止にもなります。

また、金属ベルトから革ベルトへ、あるいは水に強いラバーベルトへの交換は、お部屋の模様替えのように時計の雰囲気をガラッと変えることができる楽しいメンテナンスです。渋谷には「TiCTAC」などのようにベルトの在庫を豊富に持つ店舗も多いため、季節の変わり目に合わせて「着せ替え」を相談してみてはいかがでしょうか。

ベルト交換の重要性や、東京での賢いショップ利用法については、こちらの記事でさらに詳しくご紹介しています。

時計ベルト交換は専門店へ・東京で賢く修理するコツ

東京おすすめの修理専門店はここ

オーバーホール(分解掃除)のような大掛かりな修理や、他店で断られてしまった難しい修理(アンティークや並行輸入品など)の場合、頼りになるのは高い技術力を持った「修理専門店」です。

特に「外装仕上げ(ポリッシュ)」と呼ばれる傷取りの技術は、専門店ごとにレベルの差が大きく出ます。優れた職人が磨いた時計は、エッジ(角)が丸まることなく、新品のような鋭い輝きを取り戻します。

修理専門店を選ぶメリット

  • メーカー正規修理に比べて、料金が2〜3割ほど割安になるケースが多い
  • 並行輸入品や古いモデルでも、差別なく柔軟に対応してくれる
  • 職人と直接話ができる店舗なら、「思い出の傷は残してほしい」などの細かい要望を伝えやすい

東京エリア全体で見ても、技術力に定評のある業者はいくつか存在します。以下の記事では、オーバーホールを依頼するのにおすすめの業者をプロの視点で厳選して紹介していますので、選択肢を広げたい方はぜひご覧ください。

時計のオーバーホールができる、おすすめの時計業者8選

アンティーク時計と修理職人の写真。「もし、どこにも断られたとしても」として、古い時計や部品がない時計でも独自のネットワークと技術で対応する専門店の強みをアピール。

渋谷で時計修理の依頼なら研究所へ

私たちが運営する「はらじゅく時計宝石修理研究所」についても少しだけご紹介させてください。場所は原宿駅から徒歩1分ですが、渋谷駅からもキャットストリートや公園通りを抜けて、散歩がてらお越しいただける距離にあります。

私たちは、スイスの最高峰時計工具メーカーである「BERGEON(ベルジョン)」と公認パートナーシップを結んでおり、世界標準の精密工具を使用して、お客様の大切な時計を一つひとつ丁寧に診断・修理しています。「他店で部品がないからと断られてしまった」「古い時計だから修理不可と言われた」といった場合でも、諦めずに一度ご相談ください。独自のネットワークと職人の技術で、思い出の時計を再び時を刻む状態へと導くため、あらゆる可能性を探ります。

渋谷周辺で信頼できる時計修理のお店をお探しの際は、ぜひ私たち「はらじゅく時計宝石修理研究所」も選択肢の一つとして思い出していただければ幸いです。

 この記事を書いた人        

⚪︎⚪︎のアバター 天野 一啓 はらじゅく時計宝石修理研究所 店長

2018年4月に時計宝石修理研究所へ入社。現在は「はらじゅく時計宝石修理研究所」の店長として、店舗運営と接客、修理対応を担う。厚生労働省認定の国家時計修理技能士資格を取得し、大阪府から時計技能最高優秀賞を受賞。

お客様の大切な想い出が詰まった時計やジュエリーに向き合い、安心して預けられる存在を目指す。スイスの老舗時計工具メーカー・BERGEON(ベルジョン)とのコンセプトショップも展開し、時計修理の魅力発信にも注力。

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