ジラールペルゴのオーバーホール料金表!東京の専門店と正規修理を比較

こんにちは。時計修理技能士の天野一啓です。
世界的に有名なマニュファクチュールであるジラールペルゴの時計は、その美しさと精密さで多くの人を魅了していますね。
しかし、複雑な構造を持つ機械式時計だからこそ、時計の寿命やオーバーホールの適切な頻度について悩まれる方も多いのではないでしょうか。
実際にお客様からも、正規のメーカーサポートでコンプリートサービスを受けるべきか、料金や納期の面からおすすめの民間修理店を探すべきかといったご相談をよくいただきます。
特にロレアートやヴィンテージ1945といった人気コレクションや、部品供給が不安なアンティークモデルに関する疑問、さらには修理後の保証期間に関するご不安の声も少なくありません。
今回は、東京を中心に数多くの高級時計を診てきたプロの視点から、ジラールペルゴのオーバーホールに関する疑問を解消し、大切な時計を長く愛用するためのヒントをお伝えできればと思います。
※もし、ジラールペルゴの修理依頼でお困りで「近所の店では取り扱いブランド外だから断られてしまった」「特殊構造だからできないと言われた」「もっと専門的なアドバイスが欲しい」とお困りの場合は、ぜひ私たち東京・渋谷区の「はらじゅく時計宝石修理研究所」にもご相談ください。
JR原宿駅(竹下口改札)から徒歩1分の場所にございます。国家資格を持つ技能士が、あなたの大切な時計を一本一本丁寧に診断させていただきます。

この記事からわかること
- 正規メーカー修理と民間修理専門店の違いや具体的な料金相場
- ロレアートやヴィンテージ1945など人気モデル固有の注意点とメンテナンス
- 部品供給が終わってしまったアンティークモデルの延命アプローチ
- 技術力が高く信頼して時計を任せられる修理工房を選ぶための具体的な基準
ジラールペルゴのオーバーホール基礎知識
まずは、ジラールペルゴの時計を所有する上でぜひ知っておいていただきたい、メンテナンスの基本知識について詳しく解説していきます。高級時計の資産価値や美しさを維持するためには正しい知識が不可欠ですので、一緒に確認していきましょう。
ジラール・ペルゴは壊れやすいですか?
店頭でお客様から、「ジラールペルゴの時計は他のブランドと比べて壊れやすいですか?」とご質問をいただくことがよくあります。結論から申し上げますと、決して壊れやすいということはありません。むしろ、1791年の創業以来、時計製造の全工程を自社で一貫して行う数少ない真のマニュファクチュールとしての誇りにかけて、非常に精巧かつ堅牢に作られています(出典:ジラール・ペルゴ公式サイト『私たちのメゾン』 https://www.girard-perregaux.com/jp_jp/our-maison.html)。伝説的なスリー・ゴールドブリッジ付きトゥールビヨンに代表されるように、その微小機械工学の技術力は世界トップクラスです。
しかし、高振動で精度の高い自社製キャリバーを搭載しているため、内部の潤滑油の劣化には非常に敏感に反応する特性を持っています。機械式ムーブメントの内部では、主ゼンマイを格納する香箱から、時計の心臓部である脱進調速機に至るまで、数十から数百の極小パーツが絶えず激しい摩擦を繰り返しています。この摩擦を極限まで軽減するための特殊な時計用潤滑油が、おおよそ3年程度で酸化したり、揮発したりしてしまうのです。
油切れによるリスクと偏摩耗の恐怖
油が切れた状態で時計を動かし続けると、金属同士が直接擦れ合い、金属粉が発生します。この金属粉がペースト状になって他の部品まで傷つけてしまい、致命的な偏摩耗(部品が削れて形が変わってしまうこと)を引き起こす可能性があります。結果的に、時間の遅れや進みが生じるだけでなく、高額な部品の新規交換が必要になってしまいます。
つまり、時計が壊れやすいかどうかは、ブランドの耐久性の問題ではなく、「適切な時期に定期的なメンテナンスを行っているか」に大きく依存するということです。末長く最高の状態でお使いいただくためにも、定期的なオーバーホールによる予防的メンテナンスの重要性をぜひ知っておいていただきたいなと思います。
大切な時計の依頼先はどこで探すべきか
いざ「時計の調子が悪いからオーバーホールをしよう」と思い立ったとき、どこに依頼すれば良いのか、非常に迷ってしまいますよね。何十万円、何百万円とする大切な資産でもあるジラールペルゴを預ける先としては、大きく分けて「メーカーの正規カスタマーサービス」と、私たちのような「民間の時計修理専門店」の2つの選択肢が存在します。
この2つの依頼先には、それぞれに明確なメリットとデメリットが存在します。そのため、ご自身の時計が現在どのような状態なのか、メンテナンスにかけられるご予算はどの程度か、そして「時計をどのような状態に仕上げて手元に戻してほしいか」というお客様ご自身の目的に合わせて、最適な依頼先を選ぶことがとても大切になってきます。
最近はインターネットの普及により、全国どこからでも専用の梱包キットを使って郵送で対応してくれる優良店も増えました。日中は忙しくてお店に行けない方にとっては非常に便利なシステムです。一方で、高額な時計を顔の見えない相手に送ることに不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。万が一の際の安心感や、職人に直接細かなニュアンス(傷の残し方や精度の悩みなど)を伝えたい場合は、実際に足を運んで直接相談できる、実店舗を構えているお店を探すのも一つの非常に有効な方法だと思います。
正規店と民間時計修理店の違いについて
メーカー正規店と民間修理店の最も大きな違いは、「時計の修理に対する根本的なアプローチ」と「発生する費用・手元に戻るまでの納期」の2点に集約されます。
メーカーが提供する正規のコンプリートサービスでは、内部の分解掃除(オーバーホール)を行うだけでなく、リューズやプッシャー、チューブ、針などの外装消耗部品の「無条件交換」がパッケージ化されていることが一般的です。スイス本国からの専用部品の取り寄せもスムーズに行われ、メーカー純正という絶対的な安心感と、新品に近い状態へのリフレッシュを得られるのが最大のメリットですね。ただし、無条件でパーツを交換するため費用はかなり高額になりがちで、複雑なモデルや古いモデルでスイス送りになると、納期が数ヶ月〜半年近くかかることも珍しくありません。
一方、私どものような技術力の高い民間時計修理専門店は、お客様の時計の内部状態を顕微鏡レベルで丁寧に拝見し、「本当に交換が必要な摩耗した部品のみ」をピンポイントで適正価格にて修理・交換するという、非常に柔軟で無駄のない対応が可能です。そのため、全体のコストを正規メーカーの半額〜7割程度に抑えられるケースが多く、納期も特別な部品手配がない限り国内の工房で完結するため、3週間〜1ヶ月半程度とスピーディーにお戻しできるのが強みです。
正規店と民間店の賢い使い分けのポイント
外装も含めて購入時のように新品同様にリフレッシュしたい場合や、特殊な複雑機構が搭載された最新モデルは、迷わず正規店へ依頼するのが安心です。一方で、日常的な精度の維持や、定期的な油の入れ替えを目的とし、費用を抑えつつ確かな技術でメンテナンスしたい場合は、腕の確かな民間修理店へ依頼するのが賢い選択と言えるでしょう。
依頼前に知っておきたい基本の料金相場
オーバーホールにかかるコストは、時計の駆動方式(電池で動くクォーツ式か、ゼンマイで動く機械式か)や、搭載されている機能の複雑さによって大きく変動します。あくまで一般的な目安となりますが、優良な民間修理店におけるジラールペルゴの基本料金相場を分かりやすくまとめてみました。
| 時計のタイプ・搭載機構 | 民間修理店での基本料金目安 |
|---|---|
| クォーツモデル(電池式) | 約30,000円 〜 60,000円前後 |
| 機械式(手巻き・自動巻き 3針) | 約40,000円 〜 90,000円前後 |
| クロノグラフ(ストップウォッチ機能付き) | 約60,000円 〜 120,000円前後 |
| 特殊複雑機構・アンティークモデル | 都度お見積もり |
シンプルな三針(時・分・秒)モデルと比べ、ストップウォッチ機能を持つクロノグラフは、コラムホイールや垂直クラッチ、無数のカムやレバーなど、内部の部品点数が圧倒的に増えます。そのため、分解・洗浄・組み立て・注油にかかる工数が増大し、技術的な難易度も跳ね上がるため、基本料金も高めに設定されています。また、上記の金額はあくまで「基本工賃(分解掃除のみ)」です。長年の使用によるパーツの摩耗で部品交換が必要になったり、ケースの小傷を消すための研磨(新品仕上げポリッシュ)を追加したりする場合は別途費用が加算されます。
金無垢やプラチナなどの貴金属ケース、ダイヤモンドがあしらわれたモデルなどは作業時のリスクが高まるため追加料金が発生することもあります。ブランドごとのオーバーホール料金の一般的な相場も参考にしつつ、依頼前には必ず詳細な事前見積もりを取り、疑問があれば専門家にしっかり相談して最終的な判断を下してください。
アフターサポートにおける並行差別とは
高級時計の業界で情報収集をしていると、よく耳にする言葉に「並行差別」というものがあります。これは、正規代理店(日本の正規ブティックなど)以外で購入した時計、いわゆる並行輸入店で購入した時計や海外で購入した時計に対して、メーカーが正規メンテナンス費用を割高(2倍〜3倍など)に設定したり、最悪の場合は修理の受付自体を断ったりする制度のことです。
ジラールペルゴに関して言えば、現在、正規メンテナンスにおいて「並行輸入品だから修理を受け付けない」といった明確で厳しい並行差別を設けているという声は、現場レベルでは大きくは聞こえてきません。しかし、外資系時計ブランドのグローバルなアフターサービス方針は、本国の経営陣の意向や時期によって突然変更されるリスクが常にあります。もしお手元の時計が並行輸入品や中古で購入されたもので、正規サポートでの思わぬ高額な見積もりに驚かれた場合でも、どうかご安心ください。私たちのような民間修理店であれば、購入経路(正規か並行か中古か)を一切問わず、お持ちの時計の機械そのものをフラットな目線で診断し、どのお客様にも分け隔てなく適正価格でメンテナンスすることが可能です。
【時計宝石修理研究所のジラールペルゴのオーバーホール修理実績①】

【ご依頼の経緯】 この度は、ジラールペルゴ(Girard-Perregaux)のメンテナンスに関するご依頼を承りました。お時計をお預かりし、当研究所の技術者が内部構造を精密に診断いたしましたところ、ムーブメント内部において顕著な「油切れ」が発生している状態であることが判明いたしました。機械式時計にとって潤滑油の劣化や枯渇は、パーツの深刻な摩耗や精度低下を引き起こす最大の要因となるため、時計本来の健全な状態を取り戻すための速やかな処置が必要な状況でございました。
【修理の具体的内容】 油切れによる負荷を解消し、正確な動作を復元するため「分解掃除(オーバーホール)」を実施いたしました。時計を構成する精緻なパーツ群を一つひとつ丁寧に分解し、専用機材を用いて内部の汚れや劣化した油を徹底的に洗浄しております。その後、厳密な基準に則って新しい時計用潤滑油を適材適所に注油し、国家資格を保有する熟練の時計修理技能士が歩度の微調整を行いながら組み上げることで、再び正常かつ安定して駆動するよう確実にお直し致しました。
【修理費用と納期】 修理価格:約80,000円 修理日数:約2か月~
【仕上がりと追加オプション】 無事にオーバーホールが完了し、内部環境がリセットされたことで、ジラールペルゴが誇る本来の精密な鼓動を取り戻しました。今後も末長く安心してお使いいただける状態に仕上がっております。なお、当研究所では内部のメンテナンスと併せて、ご使用に伴うケースやブレスレットの小傷を取り除き、新品のような輝きを蘇らせる「外装研磨(ポリッシュ)仕上げ」の追加オプションも承っております。お時計の美観回復につきましても、ぜひお気軽にご相談ください。
【時計宝石修理研究所のジラールペルゴのオーバーホール修理実績②】

【ご依頼の経緯】 この度は、日本に初めて輸入された舶来時計ブランドとしても有名な「ジラールペルゴ(Girard-Perregaux)」のメンテナンスに関するご依頼を承りました。お客様の大切なお時計をお預かりし、当研究所の専属技術者が内部ムーブメントを精密に診断いたしましたところ、時計の動力源や精度に直接関わる重要なパーツに不具合が確認されました。高度な微小機械工学が詰まった時計本来のパフォーマンスを回復させるため、専門的な技術による修理が必要な状態でした。
【修理の具体的内容】 時計の正確な鼓動を復元するため、まずは「分解掃除(オーバーホール)」を実施いたしました。部品を一つひとつ丁寧に分解・洗浄し、新しい潤滑油を適材適所に注油しながら組み上げております。あわせて、劣化した動力源である「ゼンマイの交換」と、時計の心臓部とも言える「ヒゲゼンマイの修正」という、極めて繊細で高度な技術を要する調整作業を国家資格保有の時計修理技能士が行いました。また、内部の気密性を保つための「パッキン交換」も併せて実施しております。
【修理費用と納期】 修理価格:約60,000円(税別) 修理日数:約1ヵ月半~
【仕上がりと追加オプション】 オーバーホールならびにヒゲゼンマイ修正といった緻密な修理工程を経て、ジラールペルゴが誇る本来の正確な精度と安定した駆動を無事に取り戻しました。劣化したパッキンも一新したことで、今後も末長く安心してお使いいただける状態に仕上がっております。なお、当研究所では内部のメンテナンスと併せて、ご使用に伴うケースやブレスレットの小傷を取り除き、新品のような美しい輝きを蘇らせる「外装研磨(ポリッシュ)仕上げ」の追加オプションも承っております。
東京でジラールペルゴの修理依頼でお困りなら「はらじゅく時計宝石修理研究所」
※上記の修理実績はたくさんある中から抜粋したものになります。
もし、ジラールペルゴの修理依頼でお困りで「近所の店では取り扱いブランド外だから断られてしまった」「特殊構造だからできないと言われた」「もっと専門的なアドバイスが欲しい」とお困りの場合は、ぜひ私たち東京・渋谷区の「はらじゅく時計宝石修理研究所」にもご相談ください。
JR原宿駅(竹下口改札)から徒歩1分の場所にございます。国家資格を持つ技能士が、あなたの大切な時計を一本一本丁寧に診断させていただきます。

ジラールペルゴのオーバーホールの依頼先は?
ここからは、さらに一歩踏み込み、より具体的な人気モデルに焦点を当てていきます。私たちが現場の修理デスクで実際に直面する技術的な課題や、古いアンティーク時計を長く楽しむための実践的な情報をお届けします。
ロレアート特有の外装研磨とメンテナンス
1975年に誕生し、現在ではジラールペルゴのラグジュアリースポーツウォッチの象徴とも言える大人気コレクション「ロレアート」。アイコニックな8角形のベゼルと、流れるような一体型ケースの組み合わせが本当に美しく、所有欲を満たしてくれますよね。実は、このモデルのオーバーホールでお預かりした際、私たち職人が内部の機械以上に神経を使うのが「外装の仕上げ(ポリッシュ)」の工程なんです。
ロレアートのケースやブレスレットは、艶消しのサテン(ヘアライン)仕上げと、鏡のように光を反射するポリッシュ(鏡面)仕上げが、非常に緻密で複雑に交差するフォルムを持っています。特にあの象徴的な8角形ベゼルのシャープなエッジラインを、角ダレ(丸みを帯びてしまうこと)させることなく美しく研磨するには、時計専用の高度な研磨機材と、力加減を熟知した熟練の職人技が欠かせません。ただバフを当ててピカピカに光らせれば良いというわけではなく、オリジナルが持つ時計本来の立体感や鋭いエッジをいかに維持し、再現するかが腕の見せ所となります。また、一部のモデルで採用されているチタン素材やブラックのPVDコーティングが施されたモデルは、通常のステンレス用の研磨ができないことも多いため、ブランドの素材特性を深く理解している専門修理店に依頼することが非常に重要になってきます。
ヴィンテージ1945のツツカナ摩耗対策
1945年に発表されたアール・デコ調のデザインをルーツに持ち、優美な直線と曲線が融合したレクタンギュラー(長方形)ケースが魅力の「ヴィンテージ1945」。クラシカルで上品な佇まいは、スーツスタイルにも非常によく似合います。しかし、長年愛用されているこのモデルの個体を拝見すると、ある特有の症状にお目にかかることが少なくありません。その代表例が「ツツカナ車(筒カナ)」の激しい摩耗です。
お客様から「時計を机に置くなど軽く衝撃を加えただけで、分針が勝手にズレて動いてしまう」というご相談を受け、内部を開けて診断すると、このツツカナ車がすり減ってしまい、必要な摩擦力が完全に失われていることがよくあります。ツツカナ車とは、時計の心臓部からの動力を針に伝達する役割と、リューズを引いて時刻合わせをする際にのみスリップ(空転)して針だけを回すという、相反する2つの役割を「絶妙な摩擦力」によってコントロールしている極めて重要なパーツです。
天野一啓通常、この部分が緩んだ際は、職人がツツカナを適切に「絞る(締める)」ことで摩擦を回復させる調整を行いますが、摩耗が限界を超えて進行していると調整不可能となり、高額な部品の新規交換が必要になります。
定期的な油の入れ替え(メンテナンス)の重要性
ツツカナ車に限らず、このような部品の致命的な摩耗は、3年〜4年周期での定期的なオーバーホール(古い油を洗浄し、新しい油を入れ替える作業)を行っていれば、非常に高い確率で未然に防ぐことができます。ヴィンテージモデルは現在の市場価値に対する修理費用の割合が高くなりがちですが、だからこそ定期的な予防的メンテナンスが、結果的に部品代を浮かせ、経済的にも有利に働くのです。
部品保有期間を越えたモデルの永久修理
ジラールペルゴのような230年以上の歴史あるブランドを愛する方にとって、避けて通れないのが「アンティーク時計の部品保有期間」という大きな壁です。通常、スイスの時計メーカーはモデルの生産終了後からおよそ10年〜20年程度で、交換用の純正部品の保管(ストック)を終えてしまいます。そのため、数十年前に製造されたヴィンテージピースは、正規店に持ち込んでも「部品がないため修理不可」としてそのまま返却されてしまうケースが後を絶ちません。
しかし、そこで時計の寿命だと諦めるのはまだ早いです。高度な技術と独自のネットワークを持つ民間修理店では、純正部品がない場合でも時計を蘇らせるための「3つのアプローチ」を持っています。
1つ目は、摩耗した部品を削り直したり溶接して元の状態に復元する「再生(Regenerate)」。
2つ目は、世界中のツテを頼りにデッドストックの純正部品を探し出すか、同等以上の品質を持つ代替パーツを用いる「交換(Replace)」。
そして3つ目が、どうしても部品が手に入らない場合に、時計旋盤という機械を使って金属の塊から歯車などの極小パーツを一から「創り出す(Create)」という最終手段です。メーカーが見放した時計であっても再び鼓動を取り戻させる、この柔軟かつ執念の対応力こそが、私たち民間工房の最大の醍醐味であり存在意義だと思っています。



東京で信頼できる優れた修理工房の選び方
では、実際に大切なジラールペルゴを預けるにあたって、どうやって信頼できる優良な修理店を見極めれば良いのでしょうか。東京エリアにおける高級時計修理店の賢い探し方について、プロの目線からいくつか重要なポイントを挙げておきます。
まず第一に「プロセスの透明性」です。時計が到着後、あるいは持ち込み後に、しっかりと内部を診断した上で詳細な事前見積もりを提示し、お客様がその内容と金額に納得(進行の指示)をしてから初めて実際の作業を始めるお店を選びましょう。勝手に作業を進めて後から高額な請求をするようなお店は論外です。
次に「利便性と対応力」。実店舗(できればアクセスの良い東京の都心部など)があり、対面で時計の不具合や気になる点について直接相談できる環境があるかどうかも、大きな安心材料になります。
最後に「職人の顔が見えるか」です。ウェブサイト等で、実際に大切な時計の分解作業を行う職人やスタッフの顔写真、そして保有資格(国家資格である1級時計修理技能士など)がしっかりと公開されていると、技術に対する責任感の表れとして信頼度が非常に高いですね。少しでも疑問があれば遠慮なく質問し、真摯に答えてくれる業者を選ぶことが失敗しないコツかなと思います。
東京でジラールペルゴの修理依頼でお困りなら「はらじゅく時計宝石修理研究所」
いかがでしたでしょうか。ジラールペルゴのオーバーホールにおいて最適な選択をするためには、単にインターネットで最安値の業者を検索して選ぶのではなく、時計の複雑な構造やモデルごとの特性を深く理解し、時計の寿命を最大限に延長できる技術的なパートナーをしっかりと見極めることが非常に重要です。
3〜5年という推奨頻度を守り、適切なタイミングで内部の汚れや油の劣化をリセットしてあげることで、将来的な致命的部品の摩耗を防ぎ、トータルの維持費を抑えることができます。ロレアートの美しいサテン&ポリッシュ仕上げを保ちたい、ヴィンテージ1945の繊細な動きを守りたい、あるいはメーカーで部品がないと断られたアンティークをどうにか直したい。ジラールペルゴのオーバーホールのことで少しでもお困りの方は、ぜひ「はらじゅく時計宝石修理研究所」にお任せください。熟練の1級時計修理技能士が、あなたの時計・ジュエリーに眠る大切な思い出とともに、心を込めて丁寧に再生させます。









