みなさんこんにちは。

 

大切な腕時計を長くご使用いただくためには腕時計のベルトのクリーニングだったり、

 

ケースのクリーニングが必要です。

 

そのクリーニングを怠るとケースの腐食、錆び、劣化の原因になってしまうのです。

 

ではなぜ、腐食やサビは発生してしまうのか？

 

その解説をしていきます。

 

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先ずは時計ベルトによく使用される、ステンレスの特徴を説明していきたいと思います。

 

まずステンレスは英語表記でstainless （ステインレス）

 

ステイン＝汚れ　レス＝少ない　という意味になります。

 

日本語読みにするとステンレスと読みます。

 

それは、ステンレスの素材は錆びないという意味ではなく

 

錆びにくいという意味になります。

 

なのでステンレスも錆びてしまいます。

 

そこでなぜステンレスは錆びてしまうのか？

 

その原因を解説していきます。

 

 

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ステンレスの表面には酸化被膜という膜で覆われています。

 

この膜は酸素がステンレスの素材クロムが化学反応を起こして

 

発生するものですが、これが、時計のベルトの場合、

 

しようしていると、汗や、汚れが溜まってくると空気中の

 

酸素が表面の汚れによって化学反応ができなくなってしまい、

 

ステンレスでも錆びてしまいます。

 

時計のベルトが錆びてしまうと、ベルトの関節部のピンが折れてしまい

 

ベルトが外れ、腕時計を落下させる原因になります。

 

時計の時刻合わせをする際に使用するリューズも、錆びるとちょっとした衝撃で

 

折れてしまったり、回らなくなってしまったりします。

 

さらに、時計本体、ケースが錆びてしまうと元々防水性が強い時計でも、防水性が落ちて

 

しまったりして、時計の寿命を縮めてしまいます。

 

ではこの錆びや腐食を防ぐためにはどうしたら良いでしょうか？

 

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・布でふく

 

時計を外した時は乾いた柔らかい布で汗や水分を拭き取るだけで、時計の寿命が違ってきます。　

 

この時、擦るように吹き上げるのではなく、優しく押しつけるようにしてください。

 

・通気性をよくする

 

バンドを装着する時は余裕を持たせ、通気性をよくしてご使用ください。

時計をつけた状態で、指が入る程度が適当です。

 

・直射日光や高温多湿は避ける

 

時計にはほこり・湿気・高温が大敵です。　保管場所は常温で、湿気の少ないところを

 

お選びください。　直射日光が当たるところ、高温・低温になるところに長時間置くと

 

進みや遅れ等の不具合の原因になります。

 

・クリーニングする

 

メタルブレスレットの場合は、洗浄できます。

 

手順としては、

 

時計のケースからブレスレットを外します。

 

そして、

 

まず、中性洗剤を水と混ぜ合わせ、いらなくなった歯ブラシ等で

 

磨いていきます。

 

その次に水のみで洗っていきます。

 

ドライヤーでベルトを乾かしてベルトをとりつけ完成です。

 

もし、ベルトが取り外せない場合は、歯ブラシを水につけドライブラッシングをするだけでも

 

綺麗になりますが、洗浄力は落ちてしまいます。

 

※　但し、ベルトを取り外す際に大切な時計に傷をつけてしまう恐れがあります。

 

・近くの時計屋さんに依頼する

 

 

当店では時計のベルトのクリーニングを超音波洗浄機で丁寧に施術します。

 

時計のベルトの見えない隙間の汚れも超音波で落とします。

 

時計のベルトの関節部は歯ブラシでは落としきれない汚れが中の方に詰まっていることが

 

多々あります。　その落としきれない汚れを浮かせてクリーニングするのが

 

この超音波洗浄機で、当店の機械は時計用に改良されたものなので、通常より

 

強い超音波で汚れを取り除きます。是非ご利用くださいませ。

 

 

〜まとめ〜

 

・時計も定期的なメンテナンスをしないと、腐食やサビの原因となりますので時計を長持ちさせるには定期的なクリーニングをしましょう。

 

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