遠方からのご来店いただきましたお客様の時計修理でのご依頼で承りいたしました。 こちらの時計は父の形見の時計で、大切な「思い出ストーリー」が詰まっていて、 修理してまたご愛用になりたいとお話くださいました。

他店に時計の電池交換で持って行くと、電池交換に２週間かかるとご案内されたので即日で施術できるお店を探しているところに当店を知りご来店いただきました。 当店のカッシーナ製の椅子におかけになって頂き、静岡産のお茶をお出しし、 そしてお待ちの間に、 裏蓋を開け、電池を抑えている抑えを外し、電池交換をし、軽くクリーニングをし、電池の抑えを取り付け、裏蓋をしめ完了です。 BーZEROONEは裏蓋にスイッチがついており、それを長押しすることで時刻合わせをすることができます。 BERGEON製のウォッチクリーニングスプレーで時計のケース、ベルトを拭きあげピカピカにし、 時計の外装部分もクリーニングしご納品させていただきました。

ワニ革の中でも最高級とされ、腹部の四角型のウロコと横腹の部分の丸いウロコが特徴の 革です。 クロコダイルの革ベルトを時計に　着用すると時計自体に高級感が漂います。

時計が止まってしまったので時計の電池交換とベルトの交換でご来店頂きました。

防水性が落ちていたので、リューズ交換、チューブ交換をし、防水性を確保。 オーバーホールをさせていただき、大切な思い出と共に動き始めました。

ケースとベルトの接合部が特殊な形をしているので、加工が必要だったのでお時間はかかりましたが、製作させて頂きました。

お話を聞いていると、こちらのカルティエは前回のオーバーホールから５年ほどご使用になられていました。 それによりオイル劣化が起き、歯車同士が摩耗し金属粉が時計内部に見受けられました。

ロレックス　エクスプローラⅡを施術して長年お仕事を共にしてきた時計との「想い出ストーリー」が蘇りました。