今回は、基本となる分解掃除と、パッキン交換での施術となります。

グランドセイコーのオートマティック･モデルは、厳格な社内規格である“GS規格”を全てパスしてきております。 スイスで有名な高精度の証である“クロノメーター規格”よりもさらに狭い精度で絞り込んでくるので、事実上世界最高の精度と言っても過言ではないでしょう。 それも相俟って、マイナーチェンジ後の文字板デザインに堂々と打ち込まれた“GS”ロゴが実に誇らしげです。 こちらのオーナー様は、ご購入なさってから約4年程度。初めてのオーバーホールの承りとなります。 特に不調はないそうですが、理想的なスパンとしては3～4年に1度なので、定期メンテナンスとしてご依頼を頂きました。 今後も、国産最高峰の誇りとともに、末永くご愛用頂ければ幸いです。