分解掃除と、ゼンマイ切れを起こしておりましたので、ゼンマイ交換。及び切替車の交換と、各種パッキンの交換を施術いたしました。

航空時計ファンに絶大な人気を誇るブライトリング。“腕に着ける計器”として、その栄光を築いてきたブライトリングですが、クロノグラフの歴史そのものと言っても過言ではないでしょう。 1915年に世界で初めて、専用プッシュボタンを備えたモデルを発表し、34年にはリセットボタンを実装しました。それが、現代に連なるクロノグラフの礎となったのは言うまでもありませんね。 さて、この度承りました“コルト”は、ミリタリーウォッチにそのルーツを持ちます。堅牢な造りと高い視認性から、軍のパイロットウォッチとして誕生しました。 ご相談内容といたしましては、全く動かなくなってしまった、とのことでした。かれこれ10年以上、オーバーホールをなさっていなかったのだとか。いかに堅牢な軍用時計と言えど、定期メンテナンスは欠かせません。 末永くご愛用頂くためにも、今後もぜひ3～4年に1度を目安にご検討下さいませ。