時計宝石修理研究所

HARAJUKU NEWS

【ロレックス 修理・オーバーホール】

2023.05.11

ロレックスの問題でお困りのお客様が当店にご来店されました。

その大切な時計が時間を正確に刻まなくなったとのこと。

私たちの経験豊富な技術者は、問題箇所と原因を特定し、

ロレックスが再び正確な時間を刻むよう全力でサポートし、正確に時を刻むように時計も蘇りました。

今回承りましたロレックスのオーバーホールは以下のような工程で作業が完了致しました。


オーバーホールの手順:


・ロレックスの分解:

まずは、専用のツールを使用して裏蓋を開け、ムーブメントを取り出します。次に、全ての内部パーツ、歯車からゼンマイまでを分解します。分解に使用するツールは毎日手入れが行われたロレックス専用のものです。

・ムーブメント、ケース、ブレスレットの洗浄:

分解したムーブメントパーツを一つずつ専用のバスケットに収め、特別な洗浄液と超音波を使用して洗浄します。ケースとブレスレットも同様に洗浄し、目視で確認後に次の工程へと進みます。

・部品の交換:

技術者は劣化や摩耗したパーツを慎重にチェックします。必要な場合、ロレックス純正の部品で交換します。

・ムーブメントの再組立と注油:

各パーツが適切に動作するように潤滑油を使用して再組立てします。経験豊富な技術者が適切な量の潤滑油を使用し、精度の高い動作を確保します。

・時間調整:

ロレックスの精度調整は細心の注意を払いながら行います。特別な調整器を使用して、日差が10秒以内になるように調整します。

・ケースとブレスレットの研磨:

ロレックスの外装は専門技術者により研磨されます。適切な磨き方を行い、新品同様の輝きを取り戻します。

・ケースの組み立て:

ケースの組み立てでは、防水性を保つためにすべてのパッキンを新しく交換します。ロレックスのほとんどのモデルでは、リューズパッキン、裏蓋パッキン、ガラスパッキンが使用されています。これらのパーツは時間とともに劣化するため、オーバーホール時には新品に交換されます。

・防水性の検査:

専用の機材を用いて時計に圧力を加え、防水性能をテストします。この詳細な検査を経て、お客様が安心して使用できることを保証します。

・精度と巻き上げ機能の検査:

数日間にわたり、時計の精度と自動巻きの持続時間を検査します。時計の精度は位置により異なるため、専用の巻き上げ機で様々な位置での精度が確保されていることを確認します。

・最終検査と完了:

最後に、測定器を用いた精度チェックと外観のチェックを行い、オーバーホールの完了を確認します。お客様に商品をお返しする際には、1年間の品質保証を付けております。


まとめ:


ロレックスのメンテナンスとオーバーホールは、専門的な技術と知識を持つ修理技術者により行われます。ムーブメントを細部まで分解し、洗浄後に精密に調整します。精度検査、防水性能の確認、巻き上げ機能のチェックなども行い、お客様が安心して使用できる状態に整備します。さらに、お客様のご要望に応じて外装の磨き上げも行い、新品のような輝きを取り戻しますオーバーホールや修理のご要望、ご相談はいつでもお気軽にお問い合わせください。

 

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