この度お預かり致しました時計は、キャラクター腕時計でございます。 とちらの時計は娘さんの時計で、一緒にご来店頂きました。とてもかわいらしい時計ですね。

こちらの文字板は“ピクウェ”と呼ばれております。ピクウェとは、所謂“象嵌”の一種ですが、通常の象嵌が固い金属に貴金属を叩き込むのに対し、ピクウェは柔らかい有機素材に嵌め込んでいきます。 非常に難易度が高く幻の技法とされていましたが、それを再現する事に成功した職人技と、腕時計とのコラボレーションを果たしております。

こちらのお時計は、電池交換でお預かり致しましたI.T.A.という比較的新しいブランドです。 I.T.Aとは、ITALIA TECNICA ARTIGIANA の頭文字から名付けられ、 イタリアならではの高度な技術（テクニカ）と職人の心（アルテジャーナ）の融合を意味します。 I.T.A.の特徴は、大胆なイタリアン・スタイルです。 それは他に類を見ない独創的なデザインと、世界市場における競争力、先進的なモノ作りの哲学を意味し、 多彩な色遣いで日常のファッションにポイントを持たせ、新鮮なアクセントを加えてくれます。 イタリアならではの発想力でトレンドの最先端を行く、カジュアルさとハイセンスなデザインを両立させたお時計です。

こちらは、ワンピース型の構造をしておりますモデルで、少々特殊な電池交換方法をとります。ジョイント巻芯（継手巻芯）と呼ばれる巻芯を取り外し、ガラス面からムーヴメントを取り出しての施術になります。ピンクシェルの文字板が、目を惹く逸品ですね。

この度お預かり致しました時計はセイコーのアルバのお時計でございます。 電池交換後、ボタンを押すとガラス面にデジタルで日付が表示されました。 近未来的でとてもかっこいいです。

この度承りましたこちらは、“マーク”。19世紀に製作された懐中時計から着想を得て2002年に発表されました。タペストリー柄のギョーシェ模様が施された文字板にホワイトシェルの組み合わせが格調高く洗練されたお手許を演出します。

長年愛用されている、こちらの時計。 文字盤の色がとても綺麗ですね。。 焼けたようなベージュ色、このモデルでは中々珍しいです。 定期的にメンテナンスをされているそうですが、電池の持ちがずいぶんと悪くなってきているそうで、 そろそろ買い替えかなとおっしゃっておりました。 やはり、パーツの供給が無くなってしまうと修理も難しくなってしまいます。 しかし、弊社では生産が終了したパーツでも旋盤を使って製作することも出来ますので、ご安心を！

特殊な設定を必要とするので、 時計店様によってはお承りしていないところもあるようですが、時計宝石修理研究所では問題ございません。 タグホイヤーだけでなく、オメガやロンジンのパーペチュアルもお任せください！