ハミルトンのオーバーホールのおすすめはどこで?東京の料金やしない選択肢も?解説

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こんにちは。はらじゅく時計宝石修理研究所の天野一啓です。

ハミルトンのお時計は、スイスの高度な精密製造技術とアメリカン・クラシックなデザインが融合していて、本当に魅力的ですよね。

ただ、毎日仕事やプライベートで長く愛用していると、ふと「ハミルトンのオーバーホールの頻度ってどれくらいなんだろう?」「具体的な料金や費用はいくらかかるのかな?」と気になってくるかなと思います。

特に、正規サービスに依頼した場合の正確な見積もりや、インターネット通販などで安く手に入れた並行輸入の時計だと、修理を断られたり料金が高くなったりする「並行差別」があるのかなど、メンテナンスに関する不安な点も多いですよね。

また、東京の新宿周辺や都心エリアで、直接店舗への持ち込みを検討されている方や、人気のジャズマスターやベンチュラといった特定のモデルの電池交換や取り扱いについて調べている方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、皆さんが安心して大切な時計を預けられるよう、年間何千本もの時計と向き合っているプロの時計修理技能士の視点から、わかりやすく丁寧にお話ししていきますね。

※もし、ハミルトンのオーバーホールの依頼をしたいのに「近所の店では取り扱いブランド外だから断られてしまった」「古い時計なので部品がないと言われ」「もっと専門的なアドバイスが欲しい」とお困りの場合は、ぜひ私たち東京・渋谷区の「はらじゅく時計宝石修理研究所」にもご相談ください。

JR原宿駅(竹下口改札)から徒歩1分の場所にございます。国家資格を持つ技能士が、あなたの大切な時計を一本一本丁寧に診断させていただきます。

千原ジュニア様の東京で時計・アクセサリーの修理の納品画像

 

 

この記事からわかること

  • ハミルトンに最適なメンテナンスのタイミングと放置するリスクがわかる
  • 複雑な機構や人気モデルごとの特徴と取り扱いの注意点を把握できる
  • 正規サービスと時計修理専門店それぞれのメリットや料金の違いを比較できる
  • 並行輸入品の扱いや直接店舗へ持ち込み依頼できるおすすめの選び方がわかる
目次

ハミルトンのオーバーホールが必要な理由と時期

なぜハミルトンの時計には定期的なメンテナンスが必要不可欠なのか、その根本的な理由や、モデルごとに最適なタイミングについてお話ししますね。腕時計は微小な金属部品が密集した超精密機器です。大切な時計を何十年も長く使い続けるためには、内部の仕組みやケアの基本を知っておくことがすごく大切かなと思います。

機械式時計の寿命を延ばすメンテナンスの頻度

ハミルトンの代表的なモデルである「カーキフィールド」や「ジャズマスター」などに搭載されている自動巻きや手巻きといった機械式時計は、一般的に3年から5年に一度のメンテナンスが強く推奨されています。これは時計業界が何となく決めた単なる慣例ではなく、ムーブメント(時計の内部機構)に使われている「化学合成潤滑油の寿命」から論理的に計算された数字なんですね。

機械式時計の中では、動力源となるゼンマイの強い力を制御しながら針を動かすために、何十個もの極小の歯車が常に高速で回転しています。例えば、現在のハミルトンによく搭載されている「H-10」などのムーブメントは、80時間ものロングパワーリザーブを誇りますが、それだけ強いトルク(回転力)が内部の歯車にかかっているということです。その金属同士の猛烈な摩擦を減らすために、ルビー製の軸受などに特殊な油が数種類使い分けて差されています。

ムーブメント内部で起こる油切れのサイン

しかし、この潤滑油はどれだけ高品質なものであっても、空気に触れて酸化したり、時間が経つと揮発して乾いてしまったり、ドロドロの粘土状に劣化してしまいます。油が劣化してくると、「時間が極端に進む、あるいは遅れる」「ゼンマイを最後まで巻いてもすぐに時計が止まってしまう」「リューズを回した時の手応えが以前より異常に重い」といったサインが現れ始めます。そのため、定期的にすべてのパーツをバラバラに分解して古い油や汚れを特殊な洗浄液で洗い流し、新しく適切な量の油を注し直すことが、時計の寿命を飛躍的に延ばすためには絶対に欠かせない作業になるんです。

クォーツ式(電池式)もメンテナンスが必要です

「電池式のクォーツ時計はメンテナンスフリーだから電池交換だけで一生動く」と思われがちですが、実はこれも大きな誤解です。クォーツ時計の内部にも、ステップモーターの動力を針に伝えるための歯車(アナログ輪列機構)がしっかり使われています。この部分の油が劣化して歯車の回転抵抗が大きくなると、回路が無理やり時計を動かそうとして通常より多くの電気を消費するため、電池の消耗が異常に早くなってしまいます。7年から8年に一度は、機械式と同様に分解掃除してあげるのがおすすめです。

定期的な分解掃除をしない場合に起こる部品の摩耗

もし、メーカーが推奨する3〜5年という期間を大きく過ぎてもメンテナンスをしないまま、だましだまし使い続けるとどうなってしまうのでしょうか。油が完全に乾ききった状態で歯車が動き続けると、潤滑剤がないため金属同士が直接こすれ合って、軸(ホゾ)や歯の部分がガリガリと摩耗していきます。

摩耗によって目に見えないほど微細な金属粉が発生し、それが残った古い油と混ざり合うことで、まるで「研磨剤入りのヘドロ」のような極めて厄介な汚れに変わってしまいます。この状態になると、時計の精度は大きく落ち、内部のパーツは急速に削り取られていきます。「ちょっと時間がズレるだけだし、まだ動いてるから大丈夫かな」と思っているうちに、時計の心臓部であるテンプや、動力を伝える輪列パーツが修復不可能なレベルで破損してしまうんです。いざ完全に止まってしまってから修理に出すと、通常のオーバーホール基本料金に加えて、数万円単位の高額な部品交換費用が上乗せされてしまうケースが非常に多いですね。

天野一啓
実際に当店に持ち込まれた事例では切替車の摩耗による巻き上げ不良・巻き真(リューズの軸)のサビ固着の状態でお持ち込みされた時計がありましたが部品がかなり摩耗しており修理料金も跳ね上がってしまいました。外側からはイメージができないほどよくない状態でしたことを覚えています。

防水パッキンの劣化による全損リスク

さらに恐ろしいのが、外装パーツに使われている「防水パッキン(Oリング)」の経年劣化です。時計の裏蓋やガラス周り、リューズの内部には、水や湿気の侵入を防ぐためのゴム製パッキンが密装されていますが、これは紫外線や汗などで数年でひび割れたり硬化したりします。パッキンが劣化した状態で手洗いをしたり雨に降られたりすると、ケース内部に容易に湿気が入り込みます。時計のガラスの内側が曇る現象は、すでにムーブメントが水分に晒されている決定的な証拠です。湿気を帯びた鋼鉄製の部品は一瞬でサビを発生させ、最悪の場合は部品の研磨すらできず、ムーブメント一式交換や「修理不能(全損)」と判断されてしまうこともあるため、日頃からの注意が本当に必要です。

放置による高額修理のリスク

不具合が出て完全に止まってから直そうとすると、交換部品の代金が大きく上乗せされ、結果として定期的にメンテナンスをするよりも高いランニングコストがかかってしまいます。手遅れになる前の予防保全が一番の節約になります。

長期間メンテナンスを怠ることの恐ろしさや、時計の内部で何が起きているのかについては、10年間オーバーホールしなかった時計はどうなってしまうのかの記事でもたくさんの事例を交えて詳しく解説していますので、ご自身の時計が心配な方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ジャズマスターやクロノグラフの複雑な機構と注意点

ハミルトンの中でも圧倒的で不動の人気を誇る「ジャズマスター」シリーズですが、特に文字盤の一部がくり抜かれていて、内部のテンプ(時計の心臓部)の美しい動きを直接見ることができる「オープンハート」仕様のモデルをお持ちの方も多いですよね。このデザインは機械式時計のロマンを感じられて本当に素晴らしいのですが、構造上の注意点があります。

オープンハート特有の視覚的な汚れ

オープンハートは文字盤が開いているため、内部の汚れや油切れによる金属粉の飛散が、外から視覚的に非常に目立ちやすいという特徴があります。せっかくの美しいムーブメントも、ガラス越しに黒ずんだ汚れが見えてしまっては魅力が半減してしまいますよね。美観を保つという意味でも、オープンハートのモデルは少し早めのメンテナンスを意識していただくと、いつまでも新品のような輝きを楽しめるかなと思います。

クロノグラフ機構はパーツ数と負担が桁違い

また、文字盤に小さなストップウォッチの針(インダイヤル)が複数ついている「ジャズマスター オートクロノ」などのクロノグラフモデルは、より一層の注意が必要です。クロノグラフは、通常の時間を表示するベースムーブメントの上に、ストップウォッチを制御するための複雑なモジュールが何層にも重なって構成されています。シンプルな三針モデル(時・分・秒針のみ)に比べて内部のパーツ数が格段に多く、部品同士が噛み合うポイントも多岐にわたります。

特に、ストップウォッチをスタートさせたりゼロにリセットしたりする際、内部のカムやコラムホイールといったパーツには非常に強い衝撃が加わります。そのため、クロノグラフモデルのオーバーホールには極めて高い技術力と専門知識が求められるだけでなく、作業工程が多いためメンテナンスの料金も高額になりがちです。複雑な機構を持つ時計ほどデリケートですので、ストップウォッチ機能を頻繁に使う方は特に、異音やボタンの引っ掛かりを感じたらすぐにプロに見せるようにしてください。

特徴的なベンチュラを長く愛用するためのポイント

時計の歴史にその名を深く刻むハミルトンの「ベンチュラ」。エルヴィス・プレスリーが愛用したことでも知られる、あの非対称な三角形のケース(シールドケース)は唯一無二の魅力を持っていますが、その特殊で前衛的な形状ゆえに、メンテナンス面で気をつけてほしいポイントがいくつか存在します。

特殊形状ならではの外装メンテナンスの難しさ

まず、長年の使用でケースについた傷を綺麗にする「外装研磨(ポリッシュ仕上げ)」についてです。ベンチュラのケースは直線と曲線が複雑に交差しており、角(エッジ)の部分を丸めることなく、元のシャープな造形を維持したまま磨き上げるには、熟練の職人による手作業と専用の設備が不可欠です。一般的な修理店では、形を崩してしまうリスクがあるため研磨を断られるケースもあります。また、三角形の特殊なサファイアクリスタルガラスが割れてしまった場合、汎用品のガラスでは絶対に代用できないため、メーカー純正部品を調達できるルートを持っている専門店でないと対応が非常に難しくなります。

ベンチュラのクォーツモデルに潜むリスク

また、ベンチュラは機械式(オートマチック)モデルも存在しますが、市場に出回っている圧倒的多数はクォーツ(電池式)モデルです。クォーツモデルのベンチュラをお使いの方に特に注意していただきたいのが「長期間の放置による電池の液漏れ」です。時計が止まったまま何年も引き出しの奥にしまっておくと、古い電池から強アルカリ性の液体が漏れ出し、内部の電子回路(IC)や歯車を完全に腐食させてしまいます。

ベンチュラはサインを見逃さずに

電池交換をしても時計が動かない、あるいは数週間ですぐに止まってしまう場合は、単なる電池切れではなく、内部の油切れによる動作不良や回路の寿命による本格的なオーバーホールが必要なサインです。ご自身で判断するのは難しいので、電池交換の依頼先やタイミングについては、ハミルトンの電池交換のタイミングや依頼先もぜひチェックしてみてくださいね。私たち専門家が内部の電流値をしっかり計測して、何が原因かを特定します。

【はらじゅく時計宝石修理研究所のハミルトンのオーバーホール・修理実績①】

【はらじゅく時計宝石修理研究所のハミルトンのオーバーホール・修理実績①】

【ご依頼の経緯】 お客様より「時計が不調である」とのご相談を受け、修理のお預かりとなりました。ご依頼いただいたのは、かつて「鉄道公式時計」の称号を獲得し、アメリカ軍用時計としても供給された輝かしい歴史を持つハミルトン(HAMILTON)のお時計です。現在も著名人に愛される名門ブランドですが、何らかの原因により本来の動作が損なわれてしまったという課題を解決すべく、当店へお任せいただきました。

【修理の具体的内容】 時計の不調を根本から改善するため、お預かりしたお時計の「オーバーホール」を実施いたしました。デザイン性・ファッション性だけでなく、優れた品質と精度を備えるハミルトン本来のパフォーマンスを取り戻すべく、当店の専門的な技術を用いて内部の不具合を解消し、丁寧なメンテナンス作業を行いました。

【修理費用と納期】 修理価格:33,000円~  修理日数:1ヶ月半

【仕上がりと追加オプション】 オーバーホールによる修理が無事に完了いたしました。お悩みであった不調は解消され、今も昔も多くの人々に愛されるハミルトンの魅力と実用性を兼ね備えた状態へと仕上がっております。今後もお客様の大切な相棒として、末永く安心してお使いいただけます。

【時計宝石修理研究所のハミルトンのオーバーホール・修理実績②】

【時計宝石修理研究所のハミルトンのオーバーホール・修理実績②】

【ご依頼の経緯】 お客様より「電池を交換しても時計が動作しない」とのご相談を受け、修理のお預かりとなりました。ご依頼いただいたのは、1957年に世界初の電池式腕時計として発表された、ハミルトン(HAMILTON)のアイコニックなモデルです。斬新な三角形のケースデザインが特徴で、映画『メン・イン・ブラック』で着用されたことでも広く知られる名作ですが、電池交換だけでは解決できない内部の不具合が生じておりました。

【修理の具体的内容】 電池を交換しても動作しないという症状から、ムーブメント内部に根本的な原因がある状態でした。そのため、時計の心臓部を正常な状態へ復元すべく、「オーバーホール(分解掃除)」を実施いたしました。当店の専門技術により、内部機構を精密に分解・清掃・調整し、ハミルトン特有の先進的な構造に合わせた適切なメンテナンスを行いました。

【修理費用と納期】 修理価格:約30,000円 修理日数:約1ヶ月半~

【仕上がりと追加オプション】 約1ヶ月半の作業期間を経て、オーバーホール(分解掃除)が無事に完了いたしました。お預かり時の「動作しない」というお悩みは解消され、時計業界で注目を集めた当時の斬新なデザインそのままに、再び正確に時を刻む状態へと仕上がっております。今後もお客様の大切なコレクションとして、長くご愛用いただけます。

【時計宝石修理研究所のハミルトンのオーバーホール・修理実績③】

【時計宝石修理研究所のハミルトンのオーバーホール・修理実績③】

【修理の具体的内容】 遅れの根本原因を解消するため、内部状態を詳細に確認し、オーバーホール(分解掃除)を実施いたしました。精緻な点検の結果、時計の動力源である「ゼンマイ」および、内部を保護する「防水パッキン」に傷みが見受けられたため、新しい部品へ交換を行っております。確かな技術をもとに各パーツを丁寧に分解・洗浄し、適正な状態へと組み上げ・調整いたしました。

【修理費用と納期】 修理価格:約40,000円  修理日数:約1か月半~

【仕上がりと追加オプション】 約1か月半の工程を経て、お悩みであった時間の遅れはしっかりと改善され、正確な動作を取り戻しました。消耗していたゼンマイと防水パッキンを刷新したことで時計本来の実用性も向上し、スケルトン文字盤から覗くムーブメントの美しい動きを、今後も末永く安心してお楽しみいただける状態に仕上がっております。

東京でハミルトンのオーバーホールでお困りなら「はらじゅく時計宝石修理研究所」

※もし、ハミルトンのオーバーホールを依頼をしたいのに「近所の店では取り扱いブランド外だから断られてしまった」「古い時計なので部品がないと言われ」「もっと専門的なアドバイスが欲しい」とお困りの場合は、ぜひ私たち東京・渋谷区の「はらじゅく時計宝石修理研究所」にもご相談ください。

JR原宿駅(竹下口改札)から徒歩1分の場所にございます。国家資格を持つ技能士が、あなたの大切な時計を一本一本丁寧に診断させていただきます。

千原ジュニア様の東京で時計・アクセサリーの修理の納品画像

 

 

ハミルトンのオーバーホールを依頼する際の選択肢

いざ「ハミルトンの時計をメンテナンスに出そう!」と決心しても、どこに頼めば一番良いのか、費用はどれくらいかかるのか迷ってしまいますよね。ここでは、メーカーの正規カスタマーサービスと、私たちのような独立系の時計修理専門店の違いや、料金の相場、それぞれのメリットについて具体的に解説していきます。

ハミルトンの正規が提供する料金等の詳細

ハミルトンの製造元では、一般的な「オーバーホール」という言葉を使わず、「コンプリートメンテナンスサービス」という名称で、非常に手厚く厳格な基準を設けた正規サービスを提供しています。

コンプリートメンテナンスとは

この正規サービスの最大のメリットは、何と言っても「絶対的な安心感と品質の保証」です。ムーブメントの分解・洗浄だけでなく、外装ケースの超音波洗浄や、劣化した防水パッキン、摩耗したリューズ、プッシュボタンなどの外装消耗品の交換がパッケージとして含まれていることが多いです。使用される部品は当然ながら100%メーカー純正部品であり、厳しいテストを経て、工場出荷時に極めて近い完璧な状態まで復元してくれます。

気になる料金体系の目安については、以下の表にまとめてみました。

駆動方式・搭載機能 正規サービス料金(目安) 該当する代表的なハミルトン・モデル群
クォーツ(2-3針) 約40,000円 〜 ベンチュラ(3針モデル)、カーキ クォーツ等
自動巻き / 手巻き(2-3針) 約60,000円~ カーキフィールド オート、ジャズマスター等
クォーツ クロノグラフ 約80,000円~ ジャズマスター クロノクォーツ等
機械式 クロノグラフ 約100,000円~ ジャズマスター オートクロノ等

※今回ご紹介した数値や料金はあくまで一般的な市場の目安です。消費税の変動や価格改定により料金帯は変動する場合がありますので、正確な最新情報は公式サイトをご確認くださいね。

並行輸入の時計の修理はどうなる?

ハミルトンは人気ブランドであるがゆえに、正規販売店(ブティック)だけでなく、インターネット通販や家電量販店などで、いわゆる「並行輸入品」として少し安く手に入れた方もたくさんいらっしゃると思います。そんな皆さんが一番不安に感じるのが「並行輸入品だからといって、修理を断られたりしないかな?」ということですよね。

時計業界における「並行差別」の実態

高級スイス時計業界の中には、ブランドの価値を守ったり、高いお金を出して正規店で買ってくれた顧客を優遇したりするために、「並行差別」と呼ばれる明確なルールを設けているブランドがいくつも存在します。例えば、並行輸入品のオーバーホール料金を正規購入品の2倍から3倍に設定したり、最悪の場合は「当店(正規店)で販売した履歴がない時計は、一切の修理受付をお断りします」と突き返されてしまう厳しいブランドもあるのが実態です。

ハミルトンをどこで直すべきかおすすめの選び方

正規サービスの料金や並行差別のなさが分かったところで、では最終的に「メーカー正規サービス」と「時計修理専門店」のどちらに依頼するのがご自身にとって一番良い選択なのでしょうか。その選び方の基準は、「あなたがその時計に何を求めているか」、そして「現在のライフスタイル」によって明確に変わってきます。

例えば、そのハミルトンが親から譲り受けた大切な形見であったり、人生の節目に購入した記念の時計であったりして、「時計の資産価値や、オリジナルであることの純度を100%完璧な状態で後世に残したい」と考えるなら、間違いなく「正規サービス」への依頼が唯一無二の最適解です。また、時計を激しくぶつけてしまい、ケース自体が大きく変形していたり、専用のリューズが丸ごと根元から折れて無くなってしまったりといった、特殊な外装部品の交換が必須な場合も、メーカーにしか直せない領域となります。

一方で、「ハミルトンを毎日のビジネスシーンや生活を支える実用的なツールとして愛用している」という方にとっては、ランニングコスト(維持費)を少しでも賢く抑えつつ、可能な限り早く手元に時計を戻したいはずです。そうした合理的なニーズをお持ちの場合は、確かな技術力と充実した設備を持つ「優良な時計修理専門店」を選択するのが、もっともおすすめな賢い選び方かなと思います。

迷ったときは作業内容を知ることも大切です

どちらに依頼すべきか判断が難しい場合は、オーバーホールで行われる分解掃除の具体的な工程などの記事を読んで時計内部の構造を知り、ご自身の時計に今どのレベルのケアが必要なのか、予算はいくらまで出せるのかを照らし合わせて決めるのも一つの手です。無理のない範囲で継続してメンテナンスできることが一番大切です。

費用を安い価格に抑える時計修理専門店のメリット

私たちのような優良な時計修理専門店を利用していただく最大の魅力は、なんといっても「圧倒的なコストパフォーマンスの高さ」と「納期の早さ」の両立にあります。

圧倒的なスピードとコストパフォーマンス

オーバーホールの基本料金は、ブランドが定める正規サービスの定額料金のおよそ7割から8割程度に設定されていることが多く、経済的な負担を大きく軽くすることができます。なぜ安くできるかというと、専門店では「まだ使える外装部品を無理に一式交換しない」という方針をとっていたり、スイス本国を経由するような巨大な組織の中間マージンが発生しなかったりするためです。職人が時計の状態を見て、本当に必要な処置だけをご提案するからこそ、適正価格を実現できるんです。

さらに、正規サービスだと見積もりから完了まで3ヶ月半〜6ヶ月以上かかるところを、機動力のある専門店なら平均して6週間から8週間、スピーディに腕元へ時計をお返しすることが可能です。毎日仕事で使う方にとって、時計がない期間の不便さを最小限にできるのは大きなメリットですよね。

優良な専門店を見極めるポイント

ただし、一つだけ気をつけていただきたいことがあります。それは、インターネット上で「極端に安い料金(数千円など)」を謳っている悪質な業者には注意が必要だということです。そういったお店は、水没を防ぐための高額な専用防水試験機を持っていなかったり、劣悪な代替部品を無断で使ったりするリスクがあります。専門店を選ぶ際は、必ず「1級時計修理技能士」という国家資格を持ったプロフェッショナルが在籍しているか、専用の機材が揃っているか、修理後の動作保証期間(半年〜など)が明確に設けられているかをしっかりと見極めることが大切ですね。

東京の新宿周辺で店舗へ直接持ち込みたい時の候補

高価で、何よりたくさんの思い出が詰まった大切な時計を、「見ず知らずの配送業者に預けて郵送の段ボールに入れる」という行為に対して、どうしても破損や紛失が心配で心理的な抵抗を感じる方は少なくありません。

対面での直接診断がもたらす安心感

「できればプロの技術者やスタッフの顔を見て、直接時計の症状を説明したい」「その場ですぐに概算の料金感や、そもそも修理可能な状態なのかどうかの判断を仰ぎたい」というニーズは非常に強くあります。そんな時、実店舗へ「直接持ち込み」ができる環境は、何物にも代えがたい安心感につながりますよね。

特に東京の新宿や原宿といった都心エリアには、正規サービス窓口はもちろんのこと、全国から依頼が殺到する優れた技術を持った時計修理専門店がいくつも集結しています。仕事帰りや休日のお買い物のついでに、ふらっと立ち寄れるアクセスの良さは、実店舗ならではの大きな強みです。対面でしっかりと時計の悩みや思い入れに耳を傾け、親身に相談に乗ってくれるお店を選ぶと、大切な時計も安心して預けられますよ。

東京でハミルトンのオーバーホールの依頼なら「はらじゅく時計宝石修理研究所」

ここまで、ハミルトンの時計における定期的なメンテナンスの重要性や、モデルごとの注意点、正規サービスと専門店の違いなど、深く掘り下げて解説してきました。腕時計は精密機械である以上、どれだけ大切に使っていても、どうしても数年に一度のランニングコストはかかってしまいます。しかし、正しい知識を持ち、定期的なケアをしてあげることで、その時計はあなたの思い出とともに何十年、いや次の世代まで正確に時を刻み続けてくれます。

もし、あなたが今、東京エリアでハミルトンのオーバーホールや不具合のメンテナンスをお考えでしたら、ぜひ「はらじゅく時計宝石修理研究所」に一度ご相談ください。私たちの研究所には、時計のすべてを熟知した国家資格である「1級時計修理技能士」が在籍しています。他店で「部品がないから」「構造が複雑だから」と修理を断られてしまった時計でも、決して諦めません。一つひとつの時計と真摯に向き合い、丁寧に状態を診断し、あなたの大切な時計に眠る思い出を再び輝かせるお手伝いをさせていただきます。

最新の専用設備と、年間何万件という圧倒的な修理実績に基づき、お客様のライフスタイルやご予算に優しく寄り添った、一番最適なメンテナンスプランをご提案いたします。時計の遅れ、異音、ガラスの曇りなど、少しでも不調でお悩みの方は、ぜひ一度、新宿・原宿エリアにある私たちの実店舗へお気軽に持ち込んでみてください。遠方の方は郵送での無料見積もりも喜んで承ります。大切な時計のメンテナンスについて、最終的な判断はぜひ私たち専門家にご相談いただきながら、一緒にベストな方法を見つけていきましょう。あなたのご来店を、心よりお待ちしております。

 この記事を書いた人        

⚪︎⚪︎のアバター 天野 一啓 はらじゅく時計宝石修理研究所 店長

2018年4月に時計宝石修理研究所へ入社。現在は「はらじゅく時計宝石修理研究所」の店長として、店舗運営と接客、修理対応を担う。厚生労働省認定の国家時計修理技能士資格を取得し、大阪府から時計技能最高優秀賞を受賞。

お客様の大切な想い出が詰まった時計やジュエリーに向き合い、安心して預けられる存在を目指す。スイスの老舗時計工具メーカー・BERGEON(ベルジョン)とのコンセプトショップも展開し、時計修理の魅力発信にも注力。

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