東京でモバードの修理・オーバーホールのおすすめ店舗は?料金等の解説

こんにちは。はらじゅく時計宝石修理研究所・店長の天野一啓です。
モバードのオーバーホールをどこに依頼すべきか、迷っている方も多いのではないでしょうか。
モバードの時計の修理でおすすめの場所を探している方や、モバードの日本総代理店での修理を検討している方もいるかもしれませんね。
また、モバードの時計が故障した際の原因や症状について悩んでいたり、シエンのような専門店でのモバードのオーバーホール料金が気になっている方も多いと思います。
他にも、モバードの電池交換の料金について正規店や専門店で比較したり、モバードの修理を大阪や白金堂などの地域で探している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、そんなモバードのメンテナンスに関する疑問を分かりやすく解説していきますね。
※もし、モバードのオーバーホールで「近所の店では取り扱いブランド外だから断られてしまった」「古い時計なので部品がないと言われた」「もっと専門的なアドバイスが欲しい」とお困りの場合は、創業60年・年間修理実績3万本以上の私たち東京・渋谷区の「はらじゅく時計宝石修理研究所」にも是非ご相談ください。
JR原宿駅(竹下口改札)から徒歩1分の場所にございます。国家資格を持つ技能士が、あなたの大切な時計を一本一本丁寧に修理させていただきます。
この記事でわかること
モバードと聞くと、あの洗練された文字盤を思い浮かべる方が多いかなと思います。実はモバードは、1881年にスイスのラ・ショー・ド・フォンで、アシール・ディテシャイムによって設立された、長い歴史の中で高い技術力を培ってきたブランドなんですよ。エスペラント語で「常に前進する」という意味を持つブランド名の通り、数々の革新的な時計を世に送り出してきました。初期の頃から独自のムーブメントを開発し、数多くの特許を取得するなど、その技術力の高さは折り紙付きです。現在では極めてシンプルな外観のイメージが強いかもしれませんが、その裏側には100年以上にわたって培われてきたスイス時計の伝統と、優秀なムーブメントがしっかりと搭載されています。
時計の心臓部であるこの精緻なムーブメントを長期間にわたって正確に稼働させるためには、定期的な分解掃除、つまりオーバーホールがどうしても欠かせません。時計内部の歯車には専用の潤滑油が注がれていますが、この油は時間が経つにつれて徐々に劣化したり、乾いてしまったりするんです。油が切れた状態で時計を動かし続けると、金属の部品同士が直接擦れ合い、摩耗や破損の大きな原因になってしまいます。特にモバードのような歴史ある機構を持つ時計は、定期的に分解して古い油や汚れを綺麗に洗浄し、新しい油を注ぎ直してあげることで、本来の性能を取り戻すことができます。大切な時計を末長く愛用するためにも、歴史ある機構をしっかりとメンテナンスしてあげたいですね。
モバードのラインナップの中で、一際個性を放っているのが「ビジオ」のような独創的なコレクションですね。ビジオの最大の特徴は、何と言ってもその流線型の美しいフォルムと、ケースからブレスレットにかけて流れるように繋がる一体型のデザインにあります。硬質なステンレススチールなどの素材を使いながらも、人間工学に基づいた滑らかな曲線を描いており、腕に着けた時にスッと馴染むフィット感は本当に素晴らしいの一言です。また、傷がつきにくいサファイアクリスタルガラスを採用したり、ベゼルの形状に独特のカッティングを施したりと、細部にまで強いこだわりが感じられるモデルですね。
ただ、こういった一体型の複雑な構造を持つ時計は、日々の使用でブレスレットのコマの隙間やケースの継ぎ目に皮脂や汗、ホコリなどの汚れが溜まりやすいという特徴もあります。そのまま放置してしまうと、サビが発生しやすくなり、最悪の場合はピンが腐食して時計が落下してしまう危険性すらあるんです。ですから、オーバーホールの際には、単に中の機械を直すだけでなく、外装パーツを全て分解して超音波洗浄機で徹底的に汚れを落とすことがとても重要になってきます。さらに、オーバーホールと一緒に専門の研磨技師によるポリッシュ(外装研磨)を行ってくれる修理店を選ぶと、長年の使用でついてしまった小傷も綺麗に消えて、買った時のような美しい輝きを取り戻せるかもしれませんね。ビジオのような美しい時計には特におすすめのお手入れ方法です。
さて、いざご自身のモバードをオーバーホールに出そうと思った時、どこで依頼するか悩んでしまう方はとても多いと思います。現在、高級時計のメンテナンス市場は、大きく分けて「日本総代理店が提供するメーカーの正規アフターサービス」と、私たちのような「民間の時計修理専門店」の2つの選択肢に分かれています。それぞれに特徴があるので、ご自身の優先順位に合わせて選ぶことが後悔しないコツですね。
正規サービスを利用する最大のメリットは、何と言ってもメーカー基準の「絶対的な安心感」です。100%純正の部品を使用して修理が行われますし、手厚いサポートも魅力です。ただし、スイス本国での対応が必要になるケースもあり、納期が約10週間〜と長めになることや、外装素材(18金など)によっては追加料金が発生するなど、費用が比較的高額になりがちという側面もあります。
一方で、民間の専門店は「コストパフォーマンスの高さ」「納期の柔軟性」「相談のしやすさ(敷居の低さ)」が強力な競争優位性として挙げられます。中間マージンをカットすることで正規サービスよりもかなりお得な料金でオーバーホールを提供できますし、「来週の旅行に間に合わせたい」といった急ぎの要望にも柔軟に対応してくれるお店が多いですね。ご自分の予算や希望の納期、時計の年式などに合わせて、ぴったりの店舗を選ぶのがおすすめかなと思います。
※もし、モバードのオーバーホールで「近所の店では取り扱いブランド外だから断られてしまった」「古い時計なので部品がないと言われた」「もっと専門的なアドバイスが欲しい」とお困りの場合は、創業60年・年間修理実績3万本以上の私たち東京・渋谷区の「はらじゅく時計宝石修理研究所」にも是非ご相談ください。
JR原宿駅(竹下口改札)から徒歩1分の場所にございます。国家資格を持つ技能士が、あなたの大切な時計を一本一本丁寧に修理させていただきます。
民間の修理店を選ぶ際に一番重要なのは、なんと言っても「職人の技術力」をしっかり見極めることです。いくら料金が安くても、技術が未熟な職人に大切なモバードを任せてしまっては、後々トラブルの原因になりかねません。そこで一つの分かりやすい基準となるのが、「1級時計修理技能士」という国家資格を持っている職人さんが在籍しているかどうか、という点ですね。(出典:厚生労働省『技能検定制度について』)この資格は、何年もの実務経験と厳しい実技試験をクリアした真のプロフェッショナルにしか与えられないものなので、優良な店舗を選ぶための大きな指標になります。こういった優良な専門店であれば、モバードの時計に対しても正規サービスと変わらない高品質なメンテナンスを提供することが十分に可能です。
時計の修理において、実績の豊富な専門店を選ぶメリットは想像以上に大きいです。例えば、「昨日まで普通に動いていたのに、急に1時間で5分も進むようになってしまった」あるいは「1日で数時間も狂う」といった劇的な症状が出た場合、多くの方は「ムーブメントが完全に壊れてしまった!修理代がとんでもないことになりそう…」とパニックになってしまうかもしれません。しかし実は、技術的見地から解析すると、こういった極端な進みの原因の多くは時計の心臓部にある「ヒゲゼンマイ」という渦巻状の細い部品にあります。
時計を硬い床に落としたり、何かに強くぶつけたりした際の物理的な衝撃によって、このヒゲゼンマイの層同士が絡まり合ってしまうんですね。有効な長さが極端に短くなることで、テンプの振動周期が異常に速くなり、時計がものすごい勢いで進んでしまうメカニズムです。経験の浅い修理店では「テンプ一式の交換」と診断され、高額な部品代が請求されることがよくありますが、実績が豊富で腕の良い職人さんなら、部品を丸ごと交換しなくても、顕微鏡を覗きながら手作業でヒゲゼンマイの絡みを解いて直してくれるんです。適切な診断能力を持つ修理店を選定することが、不要な部品交換を避け、結果的に修理コストをグッと抑えることに直結しますよ。
この記事でわかること
- モバードの歴史や代表的モデルの魅力
- 正規サービスと民間修理店の違いや選び方
- オーバーホールや電池交換にかかる料金の目安
- 信頼できる修理店を見極めるためのポイント
目次
モバードのオーバーホールの基本と特徴
モバードはシンプルで美しいデザインが魅力ですが、その中には精巧なムーブメントが詰まっています。ここでは、モバードの歴史や代表的なモデルに触れながら、なぜ定期的なオーバーホールが必要なのか、その基本についてお話ししていきますね。モバードが歩んできた長い歴史
モバードと聞くと、あの洗練された文字盤を思い浮かべる方が多いかなと思います。実はモバードは、1881年にスイスのラ・ショー・ド・フォンで、アシール・ディテシャイムによって設立された、長い歴史の中で高い技術力を培ってきたブランドなんですよ。エスペラント語で「常に前進する」という意味を持つブランド名の通り、数々の革新的な時計を世に送り出してきました。初期の頃から独自のムーブメントを開発し、数多くの特許を取得するなど、その技術力の高さは折り紙付きです。現在では極めてシンプルな外観のイメージが強いかもしれませんが、その裏側には100年以上にわたって培われてきたスイス時計の伝統と、優秀なムーブメントがしっかりと搭載されています。
時計の心臓部であるこの精緻なムーブメントを長期間にわたって正確に稼働させるためには、定期的な分解掃除、つまりオーバーホールがどうしても欠かせません。時計内部の歯車には専用の潤滑油が注がれていますが、この油は時間が経つにつれて徐々に劣化したり、乾いてしまったりするんです。油が切れた状態で時計を動かし続けると、金属の部品同士が直接擦れ合い、摩耗や破損の大きな原因になってしまいます。特にモバードのような歴史ある機構を持つ時計は、定期的に分解して古い油や汚れを綺麗に洗浄し、新しい油を注ぎ直してあげることで、本来の性能を取り戻すことができます。大切な時計を末長く愛用するためにも、歴史ある機構をしっかりとメンテナンスしてあげたいですね。
ミュージアムウォッチの特徴
モバードの代名詞とも言えるのが、ミニマリズムを体現した「ミュージアムウォッチ」ですね。1947年にアメリカのデザイナー、ネイサン・ジョージ・ホーウィットによって生み出されたこのデザインは、時計業界に大きな衝撃を与えました。文字盤の12時位置に配置されたたった一つのドットは「正午の太陽」を表現し、針の動きが「地球の自転」を表しているという、極めてコンセプチュアルでロマンチックな時計なんです。数字も目盛りも一切排除したミニマリズムの極致とも言える美しさは、どんなシーンにも合わせやすく、多くのファンを魅了し続けていますね。
このシンプルを極めたデザインは、その高い芸術性が評価され、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に永久所蔵されていることでも有名です。時代を超えて愛される普遍的な魅力がありますね。
ただ、この非常にシンプルで薄型の時計の中にも精密な機械が隠れており、メンテナンスにおいては少し注意が必要な部分もあります。例えば、エレガントな薄いケースを採用しているため、裏蓋やリューズ部分の防水パッキンが経年劣化すると、汗や湿気が内部に侵入しやすくなる傾向があります。ガラスの内側が曇ってしまったり、文字盤にシミができてしまったりするトラブルは、パッキンの劣化が原因であることが多いですね。だからこそ、数年に一度のオーバーホールの際には、ムーブメントの分解掃除だけでなく、こういった防水パッキンの点検や交換をしっかり行うことが、ミュージアムウォッチの美しい状態を保つための鍵になるかなと思います。
印象的なボールドのデザイン
ミュージアムダイヤルの伝統的なミニマリズムを受け継ぎつつも、より現代的で力強いアプローチを取り入れたのが「ボールド」シリーズですね。ボールド(力強い、際立った)という名前の通り、少し大きめのケースサイズや、鮮やかなカラーリング、そしてTR90という特殊なポリウレタン樹脂やチタンといった革新的な素材を組み合わせているのが特徴です。カジュアルな装いにもバッチリ合いますし、腕元でしっかりとした存在感を放ってくれるので、若い世代から大人の時計好きまで幅広い層に支持されていますね。カラーバリエーションや素材の組み合わせも本当に豊富で、選ぶ楽しさがあります。 ボールドシリーズには、一般的な2針や3針のモデルに加えて、ストップウォッチ機能が付いたクロノグラフモデルなど、より複雑なクォーツ式(電池式)ムーブメントを搭載しているものも多いんですよ。ここで気をつけたいのが、クロノグラフのような複雑な機構を持つクォーツ時計のメンテナンスです。「電池が切れただけだから、すぐに交換すれば大丈夫だろう」と思われがちですが、実はクォーツ時計であっても、内部の歯車には油が使われています。この油が劣化して抵抗が大きくなると、時計を動かすためにより多くの電力が必要になり、結果として「電池を交換したのにすぐに止まってしまう」といった症状を引き起こすことがあるんですね。電池交換の際にも、ただ電池を入れ替えるだけでなく、内部のパッキンの劣化や油切れがないかプロの目でチェックすることが大切ですね。革新的なビジオの魅力と構造
モバードのラインナップの中で、一際個性を放っているのが「ビジオ」のような独創的なコレクションですね。ビジオの最大の特徴は、何と言ってもその流線型の美しいフォルムと、ケースからブレスレットにかけて流れるように繋がる一体型のデザインにあります。硬質なステンレススチールなどの素材を使いながらも、人間工学に基づいた滑らかな曲線を描いており、腕に着けた時にスッと馴染むフィット感は本当に素晴らしいの一言です。また、傷がつきにくいサファイアクリスタルガラスを採用したり、ベゼルの形状に独特のカッティングを施したりと、細部にまで強いこだわりが感じられるモデルですね。
ただ、こういった一体型の複雑な構造を持つ時計は、日々の使用でブレスレットのコマの隙間やケースの継ぎ目に皮脂や汗、ホコリなどの汚れが溜まりやすいという特徴もあります。そのまま放置してしまうと、サビが発生しやすくなり、最悪の場合はピンが腐食して時計が落下してしまう危険性すらあるんです。ですから、オーバーホールの際には、単に中の機械を直すだけでなく、外装パーツを全て分解して超音波洗浄機で徹底的に汚れを落とすことがとても重要になってきます。さらに、オーバーホールと一緒に専門の研磨技師によるポリッシュ(外装研磨)を行ってくれる修理店を選ぶと、長年の使用でついてしまった小傷も綺麗に消えて、買った時のような美しい輝きを取り戻せるかもしれませんね。ビジオのような美しい時計には特におすすめのお手入れ方法です。
メンテナンスはどこで依頼するべきか
さて、いざご自身のモバードをオーバーホールに出そうと思った時、どこで依頼するか悩んでしまう方はとても多いと思います。現在、高級時計のメンテナンス市場は、大きく分けて「日本総代理店が提供するメーカーの正規アフターサービス」と、私たちのような「民間の時計修理専門店」の2つの選択肢に分かれています。それぞれに特徴があるので、ご自身の優先順位に合わせて選ぶことが後悔しないコツですね。
正規サービスを利用する最大のメリットは、何と言ってもメーカー基準の「絶対的な安心感」です。100%純正の部品を使用して修理が行われますし、手厚いサポートも魅力です。ただし、スイス本国での対応が必要になるケースもあり、納期が約10週間〜と長めになることや、外装素材(18金など)によっては追加料金が発生するなど、費用が比較的高額になりがちという側面もあります。
一方で、民間の専門店は「コストパフォーマンスの高さ」「納期の柔軟性」「相談のしやすさ(敷居の低さ)」が強力な競争優位性として挙げられます。中間マージンをカットすることで正規サービスよりもかなりお得な料金でオーバーホールを提供できますし、「来週の旅行に間に合わせたい」といった急ぎの要望にも柔軟に対応してくれるお店が多いですね。ご自分の予算や希望の納期、時計の年式などに合わせて、ぴったりの店舗を選ぶのがおすすめかなと思います。
東京でモバードのオーバーホールの依頼なら「はらじゅく時計宝石修理研究所」
※もし、モバードのオーバーホールで「近所の店では取り扱いブランド外だから断られてしまった」「古い時計なので部品がないと言われた」「もっと専門的なアドバイスが欲しい」とお困りの場合は、創業60年・年間修理実績3万本以上の私たち東京・渋谷区の「はらじゅく時計宝石修理研究所」にも是非ご相談ください。
JR原宿駅(竹下口改札)から徒歩1分の場所にございます。国家資格を持つ技能士が、あなたの大切な時計を一本一本丁寧に修理させていただきます。
モバードのオーバーホールのご依頼先
ここからは、具体的にモバードのオーバーホールを依頼する際のポイントや、料金の相場についてお伝えしていきます。失敗しない修理店選びの参考にしてみてくださいね。信頼できるおすすめの専門業者
民間の修理店を選ぶ際に一番重要なのは、なんと言っても「職人の技術力」をしっかり見極めることです。いくら料金が安くても、技術が未熟な職人に大切なモバードを任せてしまっては、後々トラブルの原因になりかねません。そこで一つの分かりやすい基準となるのが、「1級時計修理技能士」という国家資格を持っている職人さんが在籍しているかどうか、という点ですね。(出典:厚生労働省『技能検定制度について』)この資格は、何年もの実務経験と厳しい実技試験をクリアした真のプロフェッショナルにしか与えられないものなので、優良な店舗を選ぶための大きな指標になります。こういった優良な専門店であれば、モバードの時計に対しても正規サービスと変わらない高品質なメンテナンスを提供することが十分に可能です。
依頼時に気になる料金の相場
オーバーホールを検討する際、やっぱり一番気になるのは「実際いくらかかるのか?」という料金の相場ですよね。モバードの時計はモデルによって搭載されているムーブメントや機能が異なるため、料金設定にも段階があります。ここでは、正規サービスと代表的な民間の修理専門店における一般的なオーバーホール料金の目安を分かりやすく表にまとめてみました。| ムーブメントの種類 | 正規サービスの目安 | 民間専門店の目安 |
|---|---|---|
| クォーツ(2針/3針) | 約50,000円〜 | 約38,500円~ |
| 機械式(手巻・自動巻) | 約70,000円〜(要見積) | 約44,000円~ |
| クロノグラフなど複雑機構 | 約90,000円〜 | 約55,000円~ |
※上記の料金は市場調査に基づく一般的な相場の目安です。時計の保存状態や、ケース・ブレスレットの素材(K18ゴールドが使われている場合など)によっては数万円の追加料金がかかる場合があります正確な情報は各店舗の公式サイトをご確認いただくか、無料見積もりをご利用ください。最終的な判断は専門家にご相談くださいね。
この比較表を見ていただくと分かる通り、民間専門店、特に修理実績が豊富な大型専門店を利用すると、正規サービスのおよそ6割程度の水準に費用を劇的に抑制できることが多いですね。なぜここまで安くできるのかというと、私たち民間専門店は「部品を丸ごと交換する」のではなく、「部品を丁寧に修理して再利用する」技術を持っているからです。お財布に優しいだけでなく、古い部品を生かせるのは環境にも良い取り組みですね。
実績豊富な店舗を選ぶメリット
時計の修理において、実績の豊富な専門店を選ぶメリットは想像以上に大きいです。例えば、「昨日まで普通に動いていたのに、急に1時間で5分も進むようになってしまった」あるいは「1日で数時間も狂う」といった劇的な症状が出た場合、多くの方は「ムーブメントが完全に壊れてしまった!修理代がとんでもないことになりそう…」とパニックになってしまうかもしれません。しかし実は、技術的見地から解析すると、こういった極端な進みの原因の多くは時計の心臓部にある「ヒゲゼンマイ」という渦巻状の細い部品にあります。
時計を硬い床に落としたり、何かに強くぶつけたりした際の物理的な衝撃によって、このヒゲゼンマイの層同士が絡まり合ってしまうんですね。有効な長さが極端に短くなることで、テンプの振動周期が異常に速くなり、時計がものすごい勢いで進んでしまうメカニズムです。経験の浅い修理店では「テンプ一式の交換」と診断され、高額な部品代が請求されることがよくありますが、実績が豊富で腕の良い職人さんなら、部品を丸ごと交換しなくても、顕微鏡を覗きながら手作業でヒゲゼンマイの絡みを解いて直してくれるんです。適切な診断能力を持つ修理店を選定することが、不要な部品交換を避け、結果的に修理コストをグッと抑えることに直結しますよ。
