スカーゲンと言えば、薄型で裏蓋が風防に比べて小さいモデルが定番ですが、こちらのモデルは裏蓋が付いておりません。裏蓋から汗などの水気が入っていかないような(裏蓋のない)構造のケースをワンピースケースといいます。 大抵の場合は、表側(風防の方)から開け、リューズを抜いて機械を取り出します。ポイントは、リューズを抜かなければ機械が取り出せないという点です。 この手のモデルは、リューズを強く引っ張ると巻真が分離する継手巻真(またはジョイント巻真)になっていることが多いのですが、間違ってしまうと壊れるリスクがあるので慎重に作業をする必要があります。 しかし、よくよく見てみるとネジのようなものがあり、取り外すと通常の巻真を取出す仕組みのオシドリが見えました。それからは、普通にリューズを抜いて表側から機械を取出し電池交換を行いました。

大切にしているお時計です。 他店で、断られたが当店を見かけてお持ちいただきました。