おおよそ40年前の時計とは思えない綺麗な状態でお持ち頂きました。 伺いますと、その間メンテナンスは一切されていないとのこと。。。 ゼンマイをゆっくり巻きますと、しっかりと動いておりましたが、やはり内部状態が気になります。 次の日には止まっておりましたので、やはりゼンマイがヘタっており持続時間が短くなっております。

皆様ご存知の通り、オメガの代表するモデルといえば、「スピードマスター」「シーマスター」「レイルマスター」でございます。 その中でもレイルマスターは、鉄道員や電界で働く人々のために作られたモデルで、当時60ガウス前後の耐磁性しかない時代に、最大1000ガウスの耐磁性を保証していたそうです⁉️ 現在では復刻モデルも発売されているようですね。 当時最先端以上の性能を誇った腕時計を拝見しますと、ロマンを感じずにはいられません。。。

他店舗様にて電池交換後にすぐに止まってしまい、修理してもらえるところをずっと探されていたそうです。 デザインがとてもお気に入りで、「革バンドの取付形状が特殊で毎回交換に困りますが直して使いたいです」とのこと。 20年以上ご愛用されている大切なお時計です。

今は亡きお姉さまの遺品だそうで、海外旅行に行ってはブランド品をよくご購入されていたとのこと。 お知り合いには、モデルの方がたくさんいらっしゃって、皆様口を揃えて「その時計欲しいなぁ～」と羨ましがられていたようです。 妹様は、受け継いでからもしばらく放置していたり、手荒く扱っていたとのことで、ある日突然ゼンマイが切れリューズ操作も利かなくなってしまったそうです。

「タグ・ホイヤー」一筋のお客様。 ご自宅には、14本以上のコレクションがあるとのこと。 定期的にオーバーホールをして大事にご愛用されております。