2018.11.01
■西宮店「ロレックス・デイトジャスト オーバーホール」
「ROLEX」はハンス・ウィルスドルフがロンドンに時計会社"ウィルスドルフ&デイビス社"を設立したところから歴史が始まります。当時はまだ懐中時計の時代だったにもかかわらず、将来性を完全に予想し、1907年に事務所をスイスのラ・ショー・ド・フォンに移転し、本格的に腕時計の製造を開始しました。その翌年には自社ブランド「ロレックス」を誕生させ、さらに1910年には腕時計としては初のクロノメーターの認定を受けました。
今回のモデルは、今では当たり前になった腕時計の日付窓が付いています。3時付近に日付があり、拡大レンズを使って見やすく表示することが一般的です。このスタンダードな日付窓の先駆けとなったのが、じつはロレックスのデイトジャスト。
1945年から製造が始まったこのモデルが、世界で初めて腕時計の小窓に日付を付けたと言われています。このデザインはロレックスのほかのモデル、そして他社メーカーへと広がり、やがて現在のスタンダードな機能として定着しているのです。