2018.12.08
◾️原宿店「ロレックス デイトナ オーバーホール」
4度目のご来店です。 ご来店ありがとう御座いました。定期メンテナンスとしてお承り致しました。
数あるコレクションのうちの一つです。今回のモデルは通常のデイトナとは一風変わった
アラビヤ文字板のWGのデイトナで御座います。
当店を何度もご利用していただいておりますI様、今までお持ちになられた、時計は全て金無垢で重厚感のある時計ばかりですね
大切なコレクション施術させて頂きました!
〜歴史〜
ROLEXがクロノグラフを作り始めたのは1930年代です。黎明期である1950年代にはデイトナのルーツとなったオイスタークロノグラフが登場します。
このムーブメントには、クロノグラフムーブメント専門のメーカーだったバルジュー社製キャリバー22などを搭載した2つ目のクロノグラフで、文字盤デザインやケース形状なども多種多様でした。
3つ目のクロノグラフへ移行していくのが1940年代後半から1950年代にかけてで、バルジュー社の3カウンタータイプのキャリバー72系が登場してからになります。
1961年にいよいよ、デイトナという名前がついたオイスタークロノグラフが登場します。
1970年にはムーブメントがキャリバー72Bからキャリバー722-1と変化し、精度が上がり、アンチショック機構が加えられ、プッシュボタンがスクリューロック式になり、50m防水になりました。このモデルアップにより現在のデイトナのもつスポーティーなイメージが確立したとされます。
1980年前半にはプッシュボタンにネジをきってあるスクリューロック式のプッシュボタンをもつタイプも登場となります。現在のアンティークといわれているデイトナはここまでのモデルです。
1988年から現在にかけて登場してきたデイトナは、それまで手巻きだったムーブメントから自動巻きムーブメントに変更され、防水機能も50mから100mへと強化し、以前に使用されていたガラスから強度の高いサファイアガラスに変更されます。またタキメータは200から400に変更され、より速いものを測定できるようになりました。