REPAIR
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修理実績
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REPAIR RESULTS
2019.07.24
修理レポート
時計を着脱する際に外したり付けたりするクラスプと言う部品が御座います。 そのクラスプの両サイドのプッシュボタンが固くなってしまい、希に勝手に外れてしまう という問題が起こっていました。 分解し、中の状態を確認して見ると、バネが完全に錆で固まっていて、バネがきかない状態になっていました。 なので、錆を落とし、バネを交換させて頂きまして、また大切な時計をご愛用して頂ける用に施術致しました。 汗や、皮脂汚れもクリーニングでスッキリ! これからの季節、汗をかいたままにしておくと金属ベルトの錆の原因となります。 ステンレススチールだから錆びないから大丈夫と思っている方も多いと思いますが、 ステンレスが錆びにくい性質な素材は本当です。なぜならステンレスに含まれる、クロムが空気に触れると表面に極めて薄い酸化皮膜(不動態皮膜)を作り、これが錆びの発生を防いでいます。 では、なぜステンレスでも錆びでしまうのか? それは汗や汚れなどがとどまる事によって酸素の供給が遮断されると、酸化皮膜が壊れてしまい、錆の原因となってしまいます。 防水性の高い時計も錆が原因となり防水不良を起こしたり、ベルトが折れてしまう事もありサビは時計の大敵なんですね。
修理依頼理由
時計を着脱する際に外したり付けたりするクラスプと言う部品が御座います。 そのクラスプの両サイドのプッシュボタンが固くなってしまい、希に勝手に外れてしまうので 御修理のご相談にご来店。
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