REPAIR
RESULTS
修理実績
修理実績
REPAIR RESULTS
2019.07.20
修理レポート
こちらの時計はお仕事を頑張った自分へのご褒美にご購入されたとお話下さいました。 頑張って頑張って手に入れたものと言うのはものすごく大切にする、ものがあふれている時代に愛着を持って大切にご使用になることは素敵だなと思います。 今回ご相談の「ゼンマイを巻き上げる際の違和感」はオイル劣化による、時計のパーツ同士の摩耗によるものでした。 今回オーバーホールのご依頼でお承り致しました時計は、「時計の歴史を200年早めた男」と称されるアブライハム・ルイ・ブレゲの再来と言われたフランクミュラーが1992年に設立したブランドです。 100年以上時計を製造しているブランドと肩をならべる程、時計の複雑機構や、デザインに長けていたフランクミュラーはすぐに時計業界に名を広めました。 そんな歴史に名をはせた時計の内部を拝見させて頂きますと、オイル劣化が見受けられました。 時計用のオイルは3~4年ほど経ちますと経年劣化で部品同士が摩耗してきます。 そして、運動量が多い部品に関しては、一日に数十万回もの往復回転運動をしています。 なのでオイルがきれると時計の不具合につながります。 機械式時計で3~4年、クォーツ(電池式)の時計で5~6年に一度の定期的なオーバーホールが必要になります。 分解掃除させていただき、また、ご愛用して頂ける用施術させて頂きました。
修理依頼理由
この度、巻上に少し違和感がある(リューズの不具合の可能性があるかも)ということで大切にご愛用してきた時計のご相談にご来店頂きました渋谷区在住のお客様です。
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