時計が突然止まってしまいどこに相談したらいいかわからなかった東京都在住の「M様」。 ご相談のためにお持ち頂きました時計はロレックスのサブマリーナです。 当店をインターネットで検索していて、ホームページをご覧になってご来店いただきました。 オイル劣化の状態でお使いになられていましたので、中を見てみますと金属粉が充満していて、部品同士が摩耗している状態ですね。 機械式時計で3～4年に一度のオーバーホールが必要になります。 まだ、動いているからと理由でオーバーホールをしない方がほとんどですが、 中では部品が摩耗している場合がほとんどです。 今回の時計のお悩みの原因の止まりですが、やはりゼンマイが切れていました。 ゼンマイが切れる原因はやはりオイルの劣化が考えられるのですが、中を見るとよく湿気が侵入していることが多いです。 通常、現行の時計はパッキンという防水性を高めるためのゴム系の素材でできたものが金属と金属の間を埋めるような形で水の侵入を防いでいるのですが、使用していると水や空気等に触れるので経年劣化していきます。 すると始めは防水性が保たれていたのが保てなくなります。 こうなるといくら１００メートル防水の時計だからといって防水性が高い訳ではありません。パッキンの劣化が進むと湿気等の侵入が時計の内部の状態を悪くする原因になりますね。 なのでそういった時計の状態をよく保つためには３〜4年に一度の定期的なオーバーホールは必ず必要になってきます。（人間でいう健康診断みたいなものですね。） そんな状態が良くないロレックス サブマリーナ でも施術し、思い出ストーリー共に蘇りました！

時計が突然止まってしまいどこに相談したらいいかわからなかった東京都在住の「M様」。 ご相談のためにお持ち頂きました時計はロレックスのサブマリーナです。