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修理実績
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REPAIR RESULTS
2023.04.09
修理レポート
今回はオーデマピゲ ウルトラスリムをお預かり致しました。 オーデマピゲ ウルトラスリムは、オーデマピゲが1960年代にリリースした、その名の通り極めて薄いムーブメントを搭載した時計のシリーズです。この時計は、高い精度と美しいデザイン性を備え、多くの時計愛好家から支持を受けています。 1967年に初代モデルが登場しました。当時の時計産業は、薄型ムーブメントを搭載した時計の開発競争が激化しており、ピアジェが開発した12Pムーブメントや、ベル&ロスが開発したBVL 128ムーブメントなどがリリースされていました。この時代の薄型ムーブメントの中でも、オーデマピゲ ウルトラスリムは、その薄さと高い品質が評価され、多くの時計愛好家の注目を集めることとなりました。 1970年代に入ると、自動巻きムーブメントを搭載するモデルが登場しました。自動巻きムーブメントは、厚さが増してしまうという課題がありましたが、オーデマピゲは、この課題に立ち向かい、3.05mmという厚さを実現することに成功しました。この技術力により、オーデマピゲウルトラスリムは、自動巻きムーブメントを搭載しつつも、薄く美しいデザインを維持し続けることができました。 初代モデルは、厚さ約2.2mmのムーブメントを搭載し、スリムなベゼルやシンプルな文字盤が特徴でした。また、ムーブメントには磁場や温度の変化に対応する高度な技術が採用されており、その精度は極めて高かったとされています。 現在では、その高い品質とデザイン性から、多くの人々から支持を受けています。特に、スリムで洗練されたデザインは、ビジネスシーンにもマッチするため、多くのビジネスマンからの支持も高く、ビジネスウォッチとしても非常に人気があります。 現在でも人気の高いウルトラスリムの修理が完了致しました。
修理依頼理由
時計不調の為
その他の修理実績