ジャガールクルトの創業は1833年、アントワーヌ・ルクルトが興した工房がルーツです。 元より時計部品を製造する機械を作りだせたことから工房を立ち上げており、1844年にはミクロン単位の当時最先端の測定器ミリオノメーターも発明しています。 発明によりミクロン単位、つまりマイクロメートルの測定が可能になりました。 これにより正確な時計部品の製造が可能になり、その後、パテックフィリップ、ヴァシュロンコンスタンタン、オーデマピゲ、IWC、カルティエなど超一流ブランドに機械・部品を供給するまで成長しました。 自身も時計メーカーに参入し、1930年代に最高の一品と呼ばれるようになる、ケースが回転する「レベルソ」を発表しました。激しい乗馬の試合に耐えることができる腕時計として、誕生しました。さりげなくアールデコ様式を取り入れたラインと独創的かつ先駆的な反転式ケースを有するレベルソは、世界で最も象徴的な腕時計の１つです。 ジャガールクルトは、キャリバーからケースに至るまで、設計、製造、組立はすべて 全てジュウ渓谷に位置するマニュファクチュールの一つ屋根の下で行われています。 品質を追及するジャガールクルト姿勢は、タイムピース1つ1つに課す厳密な 「1,000時間コントロール」テストに色濃く表れています。このユニークなテスト プログラムは、スイス公式クロノメーター検定基準をはるかに上回る内部検査テスト を実施します。ケーシング前後のムーブメントの検査が含まれるほか、時計の組立行程 実際の着用時の諸条件に準じています。品質認証は厳格な基準を満たした後に各時計の裏側に刻印されます。 時代を超えたエレガンス。究極の複雑性を併せ持つジャガールクルトの修理が完了しました。そして、次の世代の娘様に、受け継がれるようです。

永年、ご愛用頂いているお時計を、次の世代の娘様に引き継いでいただくため