今回は、ロレックス　プレシジョンのオーバーホールを承りました。 「プレシジョン」は、1960年〜1970年代に作られたモデルになります。 意味は、英語で「正確な、精密な」を指し、50年以上経過している現在でもほぼ正確に時間を刻み続けています。 COSC(クロノメーター認定協会)によって、定められている検査に合格した時計(モデル毎ではなく、個々となります)だけに与えられる称号であるクロノメーター規格を通過していませんが、それに及ぶほどの高い精度と信頼性をもつムーブメントが搭載されたモデルです。 2007年にエアキングのモデルチェンジによって、ロレックスの全てのモデルがクロノメーター認定を受けたムーブメントを搭載したことにより、プレシジョン表記のモデルは姿をみることがごく僅かとなりました。 そのため、現在はアンティークもしくはヴィンテージ時計として非常に人気があります。 そんな今となっては珍しいロレックス　プレシジョンのオーバーホールが完了いたしました。

時計の動きが不調のため当店に時計修理の相談のためにご来店くださいました。