カルティエは、フランスの高級宝飾ブランドです。 1847年にフランス人の宝石細工師であるルイ＝フランソワ・カルティエが、師であるアドルフ・ピカールからジュエリー工房を受け継いだことが始まりとされています。 そこから、ルイ、ピエール、ジャックの三人の息子達によって「カルティエ」の名前が世界に知れ渡るようになります。 そして、1859年にイタリアン大通りに移転し、ナポレオン三世の妻であるウジェニー皇后が顧客となりました。 19世紀のカルティエでは、当時の建築や芸術スタイルを取り入れた折衷主義のデザインが主流でしたが、19世紀後半には、プラチナをレース編みのように仕立て、ダイヤモンドを配した「ガーランドスタイル」で新風を吹き込みました。 20世紀には、幾何学模様を取り入れた「アールデコ様式」を提案し、流行の先駆者となりました。 また、カルティエが初めて腕時計を手掛けたのは、1888年のことでした。 元々、女性のための装飾品としてが主流でした。 1904年には、飛行士をしていたアルベルト・サントス＝デュモンの依頼によってカルティエが試作した時計は、世界初の男性向け腕時計として誕生しました。 飛行中でも容易に時間がわかるようにすることが目的でした。 これが初代サントスです。後に、1911年に一般販売されることとなりました。 このような長い歴史を持つカルティエの時計の電池交換が完了致しました。

時計が止まってしまったので、お持ちいただきました。