REPAIR
RESULTS
修理実績
修理実績
REPAIR RESULTS
2022.12.08
修理レポート
今回は、星型のチャームの付いたネックレスの修理を承りました。 そこで、星と時計の関係性についてお話していきたいと思います。 時計がまだ存在しない遠い昔、人類は農業で各々の食料を調達していたころ、種まきや収穫の時期、また洪水などの自然災害を事前にふせぐための基準として、「時間」を知る必要がありました。 それが「日時計」でした。 太陽の下で地面に棒を立てると、影ができる。そして、この影が最も短くなった時が、太陽が最も高い位置に来た時、つまり正午であると知っていました。 そしてこの長さも、季節によって全く異なることも知っていました。 ただ、日時計は雨の日や曇りなどの悪天候時、また太陽が出ていない夜間は使えません。 その時は、夜空の星を観察しながら、星座の動きから、ほぼ正確に把握していました。 北の空に浮かぶ北極星を中心に星座が円を描くように回転しており、その星座のひとつである北斗七星のひしゃくの先端の2角星を結んだラインを目安として時間を読み取っていました。 そんな昔から人々との繋がりのある星のチャームがついたネックレスの修理が完了いたしました。
修理依頼理由
ネックレスの二カ所が切れてしまったのでお持ちいただきました。
その他の修理実績