REPAIR
RESULTS
修理実績
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REPAIR RESULTS
2018.09.27
修理レポート
この時計とベルトを繋いでいる、フラッシュフィットと称される部品の一部が剥がれてしまったので、 レーザー溶接とオーバーホールでお承り致しました。 今回のお客様は本当に「はらじゅく時計宝石修理研究所」と出会って嬉しい、こういうお店を探していたと嬉しいお言葉をいただきまして、何度も当店をご利用なさっています。 嬉しいお言葉を頂戴し益々励みになり、我々としてはこの『志事』をしていて本当に良かったと感じる瞬間であります。 〜歴史〜 こちらのモデルは1945年にロレックスがカレンダーが0時00分になると瞬時に変わるデイトジャスト機能(インスタント)が象徴的なモデルですが、始めからこの機能が備わっていた訳ではありませんでした。 1945年、デイトジャスト・ファーストモデルRef.4467が登場。現在のデイトジャストは12時になると日付が瞬時に変わりますが、初期モデルはこの機構は搭載されていませんでした。この当時のモデルは『バブルバック』と呼ばれ、手巻き式のムーヴメントにローターを追加したためムーヴメントが厚く、それを収納するケースが泡のように膨らんでいた事から由来されています 1950年代に登場したRef.6305・6605。サイクロップレンズと呼ばれる日付を約2.5倍大きく表示してくれるレンズが付いた事により日常生活での実用性が増しました。またこの頃から12時ちょうどに時間が変わるデイトジャスト機能が加わりました。 このデイトジャスト機能はロレックスの開発した三大発明の一つで、他のメーカーの時計には備わっていない機能です。これが今から約70年前から変わらず在り続けると思うと驚きが隠せませんね。
修理依頼理由
この時計とベルトを繋いでいる、フラッシュフィットと称される部品の一部が剥がれてしまったので、 時計の修理でのご相談でご来店いただきました。
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