REPAIR
RESULTS
修理実績
修理実績
REPAIR RESULTS
2020.03.16
修理レポート
完全にオイル切れで、切り替えができなくなり、精度も悪くなってしまっていましたので、オーバーホールが必要な状態でした。施術して本来の良さを蘇りました。 こちらのロレックスのGMTマスターは私も欲しいモデルの一つではありますので、気合いが入ります。 〜歴史〜 GMTマスターが生まれた経緯はパーペチュアル機構やオイスターケース、そしてデイト機能と言った、時計業界の三大発明を成し遂げたロレックスは、1940年代に新たな挑戦を開始し始めていました。 探検家の為の時計であるエクスプローラー、そしてダイバー向けの時計であるサブマリーナを開発・販売して、次の試みとして取り組んだのが、パイロットの為の時計であるGMTマスターでした。 きっかけは丁度その頃、国際線の航路を開始したパン・アメリカ航空の依頼でした。 出発地と目的地の2つの時間を、一度に確認できる時計をパイロットに持たせたい、と言うのがその内容です。 その結果、1955年にGMTマスターの初代モデルが発表されました。特徴はGMT針と呼ばれる、24時間で一周する針と、文字盤の外周に付いた回転式のベゼルを持って居る事なのです。 これらを利用する事で、2つ目の時間を簡単に把握する事ができる時計です。
修理依頼理由
10年以上大切にされていて、思い出深い時計で修理したかったがどこに修理に出せばいいか迷っていた時にたまたま当店を見つけていただきお持ちこみいただきました。
その他の修理実績