REPAIR
RESULTS
修理実績
修理実績
REPAIR RESULTS
2022.07.27
修理レポート
今回は、EBELのオーバーホールを承りました。 「EBEL」は、時計製造の聖地、ラ・ショー・ド・フォンにて1911年7月15日に設立されました。 1982年にはクロノグラフ時計のトレンド再燃を予期したかのようなクロノスポーツコレクションを発表しました。1984年には代名詞である六角形ケースに、複雑機構のパーペチュアルカレンダーを組み込んだモデルに挑戦。3代目ピエールのカリスマ的リーダーシップによってエベルは大きく成長を遂げ、一時期フランス、ドイツではあのロレックスを抜き、シェアがトップになるほどだった。 その後リシュモングループとLVMHグループによる激しい争奪戦の末、LVMH傘下ブランドとなったエベル。そこでデザイン、そしてクオリティ維持において迷走したエベルは、かつての栄光が見る影もないほどシェアを落とすことになりました。 2003年、アメリカ資本の一大時計グループであるモバードグループが、LVMHからエベルを買収。長らくブランドを離れていた旧来のスタッフを再び迎え入れ、翌2004年に「原点回帰」を宣言。エベルの復活劇が始まりました。自社ムーブメント「1911」を主軸にした「1911 BTR(ビヨンド・ザ・ルーツ)」シリーズなどを発表。現在では、エベルの独創的なデザインを継承した「エベルクラシック」や「エベルウェーブ」などのコレクションで最盛期の輝きを取り戻しています。 そんな、EBEL オーバーホール修理が完了致しました。
修理依頼理由
お時計が止まってしまった為、当店にお持ち込みされました。
その他の修理実績