今回は、WELDERのお時計の修理を承りました。 2007年にスタートしたこのブランドは、第二次世界大戦時にドイツ海軍の潜水艦U-BOATの乗組員用の時計や、イタリア軍のパイロットウォッチをデザインしてきたというオフィス・フォンタナ社が手掛けました。 WELDERは、イタリア・スイス・日本の技術が融合されたブランドです。 デザインはイタリアが、製造はスイス、ムーブメントは日本製と優れた性能・能力を集めているため、ディテールへの作り込みがしっかりしているのも魅力の一つです。 最大の特徴は、溶接技術を生かした大きめのケースにあります。 大きく操作性の高いリューズやボタン、また他のブランドとは一線を画するケースはウェルダーの代名詞とも言えます。 またこちらのモデルは、つけた時に手首の邪魔にならないようリューズが左側についているという、細部までこだわっています。 そんなWELDERのベルトのピンの修理が完了致しました。

バンドのバックル部分のピンを紛失してしまったとのことで、お持ち頂きました。