今回はホイヤーの修理を承りました。 1860年、エドワード・ホイヤーによって設立されました。 スイス・サンティエミを拠点としました。 現在は「タグ・ホイヤー」という社名になっていますが、設立当初の社名は「エドワード・ホイヤー・ウォッチ」という社名でした。 ホイヤーは1887年「振動ピニオン」を発明しました。 振動ピニオンとはクロノグラフをスタート・ストップさせるための部品です。 車で例えると、クラッチのようなものです。 この発明はクロノグラフ機構における大発明となります。 スタートボタンを押してクロノグラフがスタートするまでたったの2/1000秒以下という恐ろしい代物です。 1800年代にこれだけのものを開発できると言う事は、技術力の高さの証明でもあります。 現在に至るまでも数多くの偉業を積み上げてきた歴史を持つメーカーです。 偉業のそばにはホイヤーから始まった技術力の高さが輝き続けています。 ホイヤーのオーバーホールが完了致しました。

動かなくなってしまい、ご相談にご来店されました。