2019.12.19
ふとしたときにリューズがなくなってどこかにいってしまった、
ゼンマイを巻いたり、時刻合わせをしているとリューズが取れてしまった
こんな経験はありませんか?
実はリューズ自体は、時計がリューズで巻き上げられる時代になってから、
100年以上前から、交換される「消耗品」という位置づけの部品です。
なので、時計を使用しているとリューズは取れることがあります。
その理由を解説します。
その前に、リューズとはそもそも何か?を説明します。
時計の時刻合わせをする際回し針を回したり、日付を変更したり、ゼンマイを巻いたりするための部品です。
写真をご覧ください。
この赤丸の部分がリューズといいます。
ただし、リューズは巻新とリューズという2つの部位で構成されています。
リューズと巻真と言われる部分です。
下の図をご覧ください。
リューズが時計から見えている部分で、巻真が時計の内部に入り込んでいる部分になります。
ではなぜリューズが取れるのか?
>リューズに噛み合っている巻真が折れる、
>リューズが巻真から外れる時
>リューズと巻真が噛み合っているネジが緩んできて、取れてしまう
この大きく分けて
この3パターンに分かれます。
〜今回の本題〜
リューズが取れた時時計修理店に相談した方が良い理由について説明していきます。
上記の図の1番の箇所で折れた場合、2番の箇所で折れた場合によっても
修理内容が変わってきます。
なので、専門的な知識と経験を持った時計修理技能士に
相談するのが、的確な修理が可能になります。
場合によっては取れたリューズは再利用できる可能性もあります。
図の1番の箇所で単純にリューズと巻真が外れた場合は取れ方によってつけることができますが、また再度外れたり、中途半端な状態になってしまい、リューズがなくなってしまったりするリスクがありますのでより状態が悪化する可能性もあります。
専門知識と経験を持った時計修理技能士の資格を持った時計師がいるお店
に相談するのが良いです。
なぜなら内部の知識があるので的確なアドバイスをすることができます。
もちろん「時計宝石修理研究所」はリューズの修理が可能です。
他店で修理お断りの時計の修理も可能です。
時計、ジュエリーのお困りの際はご相談ください。