2019.11.27
本日当店に電池交換でのご依頼でご来店頂きましたお客さま。
即日で電池交換させて頂き、すぐにできてよかったと嬉しい言葉を頂きました。
そんな時計の電池交換の手順を解説していきます。
手順は次の3ステップにわかれます。
1裏蓋を開ける
今回のモデルはスナップ式と言われる、裏蓋とケースの形状が圧入によって密着するタイプになります。
専用のこじ開けと称される工具で時計の裏蓋の溝が空いている部位から開けて行きます。
2電池を交換する
時計に入っている電池は酸化銀電池と呼ばれ、機械が正常な状態であれば2〜3年持続致します。
但し、長年のご使用でオイル劣化や、汚れがあると電池の持続年数が短くなることがあります。
クォーツ時計では5〜6年に一度定期的なオーバーホールが必要になります。
3裏蓋を閉める
手で裏蓋をしめることができる時計もありますが、裏蓋とケースの噛み合いが強く、
手でしめることができない時計もございます。
その際は万力という時計修理用の専用の工具で閉めます。
そして完成です。
裏蓋周り等の皮脂よごれを除去し、またスッキリご使用になれるようにクリーニングさせて頂きご納品です。