REPAIR
COLUMN
時計修理コラム
時計修理コラム
2020.10.09
こちらは、ずっと紛失していて存在すら忘れていたのですが、ある日、家の大掃除をしたときに思い出と共に見つけたそうです。
リューズを巻くと動いてくれましたが、「何年もの間触れも思い出しもせずに放置していたのだからオーバーホールに出そう!」と時計に申し訳なく感じ、当店へお持ち込み下さいました。
2020.10.08
リトモラティーノでございます。
ビー玉のように盛り上がった風防ガラスが特徴で、イタリアらしい明るくおしゃれなデザインです。
こちらは頂き物で、大切に使っているのでどうしても直したいと、ご相談を頂きました!
2020.10.08
IWC オーバーホール+新品仕上げ+オーダーベルト交換+ガラスコーティングが完了致しました。
2020.10.07
画像をご覧になって、この部品の名称がすぐにわかる方はかなりの時計マニアです。
これは、リューズと言い、竜頭と書いたりもします。時刻や日にちを合わせる部品です。
その機能については大変専門的なお話になりますので割愛させていただきますが、大変故障の多い箇所でもあります。少し引き出して回して調整しますが、その際に強い力で回しますと中の小さな小さな部品たちに無理な力が加わってしまうこともあります。また、長年お使いになられているうちに摩耗して、引っ掛かりが依然と違う感触になってしまうこともあります。
すぽんと抜けてしまって、なんとか中に押し込んだというようなお話も聞きます。
ただ、大変故障の多い箇所ではありますので、慌てずに、
リューズの調子が悪くなったなと感じられた場合はぜひ、一度点検に出されることをお勧めいたします。