時計宝石修理研究所

REPAIR COLUMN

◾️ 「グランドセイコー」

2021.04.22

グランドセイコーは国産時計の代表と言える存在で、質、技術共に世界最高峰であると思います。
グランドセイコーの初代モデルは1960年に登場します。
このモデルは、スイス公認のクロノメーター規格と同じ精度を初めて国内で実現しました。
発売当時は高級モデルで、国家公務員の初任給の倍以上するモデルでした。
1969年、世界で初めてクオーツ機構を腕時計に乗せ、小型化に成功しました。
そして、「クオーツアストロン」というモデルが発表されました。
この発表により、あの有名な「クオーツショック」が起こり、多くの機械式時計製造メーカーが影響を受けました。
その後、世界最高レベルの「9Fクオーツ」が発表されました。
最高の精度を実現したクオーツムーブメントであります。
現在でも9F系クオーツモデルは多くの支持を集めています。
機械式から始まり、クオーツショックを起こし、2004年に第三のムーブメント、「スプリングドライブ」を発表しました。
スプリングドライブは機械式とクオーツ式を融合したムーブメントです。
この発表で、世界中を驚かせる事となります。
セイコーの技術力は世界最高レベルであると証明し続けてきました。
これからも証明し続けていくと確信しています。
グランドセイコーの修理が完了いたしました。

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