時計宝石修理研究所

REPAIR COLUMN

■「ロレックス・エアキング オーバーホール」

2020.08.06

こちらは、モデルチェンジ前の希少な「エアキング」です。
現行品はサイズがアップし、バーインデックスからローマンインデックスへ変更されており、
少し派手めな印象があります。
このモデルは、ボーイズサイズでケース厚も程よく、
どんな場面においても活躍してくれるでしょう。
購入から20年程経過し、1度もオーバーホールしたことがなかったので、
止まった状態でお預かりとなりました。
しかし、交換パーツは多少なり発生しましたが、元気に動き出してくれました。

内部油劣化とゼンマイの切れ、腕の動きでゼンマイを巻き上げるための
回転錘の芯が摩耗しておりましたので、それぞれ交換致しました。

 

 

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