2020.05.14
こちらは、お母様がかつてご愛用なさっていた時計だそうです。現在、動いてくれているものの、異常に進むのだそうで、この度ご依頼頂きました。
世代を越えてご愛用頂けるのも、腕時計やジュエリーの素晴らしいところではないでしょうか。
私たち時計宝石修理研究所は、新たな想い出STORYと共に再度歩みだせるよう、最大限のお手伝いをいたします。
今となっては殆どのブランドが製造を辞めてしまった、レディスの手巻き時計。
この僅かなサイズに小さな宇宙を閉じ込め、無限の“時間”を形に表現しようとした人類の英知は敬服いたします。
ブローバと言えば、音叉時計のアキュトロンがあまりにも有名ですが、アキュトロンは当時の最先端とすれば、こちらは伝統技法そのもの。