この度お承りしたこちらは、国産最高峰といわれるセイコー・クレドール。シンプルな中にも、極上のエレガントさが同居しております。
文字板にセッティングされたダイヤモンドも、さり気なくお手許を彩ります。メッシュ状になったベルトも、なんとも瀟洒ですね。
さて、ご相談内容といたしましては、リュウズがいつの間にかなくなってしまっていた、とのこと。リュウズは、時計の内部に直結する非常に重要な部品でもあります。こちらの状態ですと、湿気やホコリも内部に入りたい放題の状態に…。
以前のオーバーホールからかれこれ10年以上も経過しているそうで、この度ご依頼の運びとなりました。このデザインがお気に入りで、永年ご愛用頂いているとのこと、必ずや再度ご愛用頂けるようメンテナンスをいたします。
外装のちょっとした破損や不具合から、重大な故障に繋がったりしますので、気になることがございましたら、何なりとご相談くださいませ。