時計宝石修理研究所

REPAIR COLUMN

◾️ 「金色 リング ロウ付け」

2022.07.21

今回、金色リングのロウ付けを承りました。

溶接とは、素材そのものを熱で溶かし、接合しますがジュエリー界ではロウ付けが一般的です。

ロウ付けとは、折れた部分を同じ素材もしくは元の素材より低い温度で溶ける金属を別で用意し、溶かすことで接着剤がわりとして用いるので、元の素材が減ることはありません。

工学的に言えば、はんだつけとなります。

また、同じ素材と言っても配合の割合で呼び名が変わります。

例えば、金です。

元々、金は変色や腐食しにくいのが特徴で、変わらない輝きを誇る貴金属です。

他の金属を混ぜていない純粋な金、「純金」。

正確には、99,99%以上が金のものを純金と呼びます。もちろん、価値としても輝きもとても素晴らしいものですが、とても柔らかく変形や傷がつきやすいので、アクセサリーとしては不向きです。

続いて、18金(18K)です。

金の含有率は、75%で銀や銅を含み、18Kや750と刻印されていることがほとんどです。

変色しにくく、耐久性も高く、またアレルギーも起こしにくいので、アクセサリーとして不動の人気を誇ります。

さらに、14金(14K)です。

金の含有率は58%で、銀や銅の他にパラジウム(白金属)を含みます。18Kよりも固いので、壊れにくいですが、やや白みを帯びているため、輝きが弱く、変色をしやすくなります。

最後に、10金(10K)です。

金の含有率は42%で、18Kよりもさらに硬く、変形も傷もつきにくい特徴がございます。

輝きや色味も18Kよりも鮮やかな印象です。

ただ、リングのサイズ直しは難しい場合がございます。

様々な種類があるゴールドですが、つける場所、色味、目的などで選ばれてみてはいかがでしょうか。

そんなゴールドのリングのロウ付け修理が完了致しました。

 

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