時計宝石修理研究所

REPAIR COLUMN

【ハミルトン リコー】分解掃除・オーバーホール

2019.06.23

【ハミルトン リコー】分解掃除・オーバーホール

今回紹介するのは、「ハミルトン・リコーエレクトリック」です。

電磁テンプという今ではあまり使われていない、方式で動いております。

さて、そのメカニズムですが、機械式から電池時計に変化する途中みたいな感じです。
機械式はゼンマイを動力にしてテンプを動かしますが、こちらは電気を使い、電磁石の反発をりようしてテンプを動かします

よくこの方式から、「電磁テンプ」とも言われています。

内部のムーブメントは画像のようになっておりまして、左側半分に見える機械が電磁テンプです。

 

 

電池とテンプが並んで、珍妙な感じですね。

 

非常にレア度の高い貴重なムーブメントです。

クォーツ時計が発達して、今ではなかなかお目にかかれないですね。

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