時計宝石修理研究所

REPAIR COLUMN

■「クレドール」

2022.05.17

「セイコー クレドール」

フランス語で「黄金の頂き」の意味を持つ“CRÊTE D’OR”(クレドール)は1974年に誕生しました。
その名に相応しく、金、プラチナなどの貴金属や厳選された素材を使用し、細かな部品のひとつひとつに至るまで技術と感性を注ぎ込んで、品質を守り、個性を紡いできたブランドです。

1980年に制定されたブランドロゴは「山」の字の形状を王冠に見立て、3つの輝く星をあしらったデザインでクレストマークと呼ばれています。
文字盤にセットするロゴマークはプリントではなく、金属を型抜きしたパーツを植え込むアプライドという方法で、最も細い部分は当時の抜き型の限界だった、0.12mm。
社内の若手プロダクトデザイナーと職人が試行錯誤を重ね、手間をかけ、やっと満足のいく優雅さと風格が表現できたそうです。

時計修理コラムを一覧に戻る

SERVICE

fb

Instagram

WATCH&JEWELRY REPAIR LAB SNS