時計宝石修理研究所

REPAIR COLUMN

◾️ 「リング サファイア」

2021.11.20

リングの石を留める爪の修理を承りました。

サファイアは、ラテン語で「青」を意味する「サフィルス」という語が由来となっております。「天の宝石」「空の宝石」と呼ばれます。

サファイアには、「成功」「誠実」「慈愛」の意味があるとされています。

ルビーとサファイアの化学的な基本成分は同じ酸化アルミニウムであり、クロムが加わることで生成されるルビーと、それ以外のカラーは基本的にサファイアとなります。

そのため、ダイヤモンドの次に硬度を持ちます。

産地によって色の濃さ、種類が異なります。

歴史が最もあり、最高品質を排出しているスリランカ、加熱処理されない上質な品質のミャンマー産、今では市場に出回らず珍しい優しい色合いが特徴のカシミール産、ブルー以外も産出しているモンタナ産などが主流です。

爪のかしめ直しの修理が完了致しました。

 

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