2020.05.30
ロレックス について今回は少し掘り下げて行こうと思います。
みなさんのロレックス に対するイメージはどんなイメージでしょうか?
実はロレックスもただかっこいいだけの時計ではなかったのです。
そんなロレックス の歴史について今回解説していきたいと思います。
ロレックスがメーカーとして名乗りをあげたのが、実は120年程も前の事なのです。
1905年にハンス・ウィルスドルフがロレックス の前身となる「ウィルスドルフ&デイビス社を創業しました。
そして創業から3年後、商標登録に成功し、わずか2年でクロノメーターの称号を取得するという偉業を残した人物です。
なので、当時ロレックス =精度が良い時計として認知されていました。
このとき、このハンス・ウィルスドルフは時計職人ではなく、ビジネスマン
だったのです。
それは、パテックフィリップやフランクミュラー などの有名メーカーのほとんどの創業者は時計師なので、
ここからもロレックスを作りあげた偉業には驚きです。
ビジネスマンだったからこそロレックスを世界的に有名なブランドメーカー
まで作り上げることができたのかも知れませんね。
ハンスはスイスで製造された汎用ムーブメントのパーツを仕入れケースは外注し、それらを組み立ててロレックス として商品を世に送り出していたのです。
そして、そのムーブメントの精度の向上のための投資、ケースへのこだわりが
2年足らずでクロノメーターの取得に繋がり、ブランドを一躍有名にしていきました。
ロレックスのブランドを語る上で絶対知っておかないといけないことがあります。
今から説明するロレックス についてのことはロレックスを一躍有名にしたきっかけなのです。
そしてそれは、ロレックスの3大発明といわれています。
・オイスターケース
これは、オイスターみたいなケースというところからきているのですが、
堅牢、固いと言う意味をしています。
ここで言うと、防水性のことを指します。
このロレックス が開発したオイスターケースによって
世界初、ドーバー海峡を女性が泳いで横断した際に、その選手がはめていた時計が
ロレックスの時計だったのです。 当時、防水機能が付属された時計がなかったため、
新聞の一面に大きく掲載され、一躍ロレックスのブランドが世界に知れ渡った瞬間でした。
・パーペチュアル
現在では、自動巻時計が当たり前になりましたが、ロレックス が独自に開発した、自動巻の機能です。
パーペチュアル=自動巻の機能のことなのですが、1931年に特許を取得。 実用化された自動巻き腕時計の第一号として誕生したのです。
これは、時計の実用性を飛躍的に高めた功績ですね。
まさに、当時ロレックス が謳っていた完全防水を象徴する機能の一つです。
なぜなら、当時、リューズを巻いて初めてゼンマイが巻かれる仕組みだったものが、腕を動かせば、自動的にゼンマイが巻かれることになったからです。
・デイトジャスト
言葉の通りの機能ですが、日付が変わる際に今までの時計は
徐々にカレンダーが切り替わる仕様になっていました。
ですので、0時00分に時計のカレンダーを見ると、日付と日付の間の空間が見える
ことがあります。その現象を防ぐために開発された機能です。
深夜の0時00分に時計を見る方はなかなかいないと思いますが、、
この機能もロレックスが独自で開発した特徴的な時計の機能の一つです。
この3つの機能がロレックス の実用性を高めて、よりユーザーにとって
日常生活で使いやすい時計となったのです。
それでは、ロレックスの歴史的背景を知っていただいたところで、
ロレックスの人気モデルをご紹介していきます。
・サブマリーナ
スポーツモデルの定番のモデルです。
防水性に特化したモデルで現在では1位2位を争う人気モデルとなっており、多くの種類があります。このサブマリーナのモデルでも
1961年に誕生した最大規模の潜水専門会社COMEX(正式名称:Compagnie maritime d’expertises)は、フランス・マルセイユに本拠地を置き、深海潜水の先駆者として水中での高圧エンジニア作業を行なう世界有数の企業である。
創業してすぐの1963年にはロレックスと特別な高圧検査タンクを共同開発した実績があり、時計外の企業ともコラボレーションをし、知名度の向上を計ったと言われています。
・デイトナ
このモデルも現在ではあまりの人気で、正規ロレックス では購入できない状態になっています。ロレックス 唯一のクロノグラフモデルで数十年前に比べると、価格が2倍以上に跳ね上がっています。2000年以降のモデルは完全にマニュファクチュール化に成功し、全て、自社でムーブメントを製作できるようになりました。
・デイトジャスト
ロレックス の三大発明の一つのデイトジャストがモデル名となったモデル。
主にスーツやドレスに合わせるため、ドレスウォッチと言われています。
ロレックスの修理、メンテナンスは必要か?
ロレックスも他の時計と同じく、長年の使用によって
時計専用のオイルが経年劣化してきます。
それにより、部品同士の摩耗が始まります。
車も定期的な車検が必要なように、時計も定期的なメンテナンスが
必ず必要です。
ロレックスはほとんどのモデルが機械式ですので3〜4年に一度の
メンテナンスが必要なのです。
長年のご使用で、動いていれば中々メンテナンスに出そうと思う方は少ないかも
知れませんが、何か不具合が起きてから内部を拝見すると
取り返しのつかないことになっている可能性もあるのです。
大切な時計だからこそ、時計のオーバーホール を是非一度ご検討ください。
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