宝石の中には様々な色を示すものがあります。 その中でも紫色の石についてお話していきたいと思います。 まず、紫色は情熱の赤と冷静の青が混ざった色であり、感受性に優れ、インスピレーションを高める効果があります。また、大人っぽい、神秘的などの意味もあります。 そして、同じ紫でも一般的な「紫＝パープル」はやや赤寄り、「紫＝ヴァイオレット」は青寄りと言われています。 そして、ラベンダーは灰色や青が少し混じった色、藤色は淡い青みがかった紫となります。 様々なカラートーンを持つ石として有名なのが「アメジスト」です。 しっかりと濃く深い紫から淡く優しい藤色までとバリエーションが豊富です。 2月の誕生石としても有名です。 次に、タンザナイトは石ひとつで見る角度によって青から紫へと変化する幻想的な雰囲気を持ちます。12月の誕生石の一つです。 また、青で有名なサファイアも実は赤以外を示すものは全てサファイアとなります。赤のみはルビーとなり、元々の成分は色みを示す成分を除きすべて同じためです。ヴァイオレットサファイアは深く濃いものから淡く上品なものまで幅広いものとなります。ちなみに、赤以外の全ては9月の誕生石です。 洋服には少し取り入れにくい紫もジュエリーで差し色に使いやすくなります。 誕生石としてはもちろん、お好みのものを探されてみてはいかがでしょうか。 紫色が特徴的なリングの修理が完了致しました。

リングのアーム部分が折れてしまったのと、サイズ調整のためにお持ちいただきました。