1860年にジョバンニ・パネライによってフィレンツェに設立された精密機器メーカーで、今でも温度計、湿度計、気圧計、クロノメーターなどを生産しております。また、時計の販売や工房としてだけでなく、フィレンツェ初の時計製造学校としても担っていました。 1916年に深く暗い水中でも強力に発光するラジウムを使用した「ラジオミール」を計器に使用したことで、イタリア海軍からの信頼を得ました。 そして、1930年代初頭に、イタリア海軍はミッションウォッチの製作を依頼し、1938年に製品化し納められたものが今の「ラジオミール」のルーツとなります。 1972年に三代目のジュゼッペ・パネライが死去したのに伴い、海軍出身のディノ・ゼイが社長に就任し、社名を現在のオフィチーネ・パネライに変更しました。 現在では、300m防水と潜水時間を計算する回転式ベゼルを備えたシンプルなダイバーズウォッチシリーズの「サブマーシブル」 非常にシンプルだが視認性の高い文字盤とリューズプロテクターによる高い耐衝撃性と防水性を持つ「ルミノール」 8日間稼働し続けるゼンマイと日付のついた「ルミノール　マリーナ」 クロノグラフ機能のついた「ルミノール　クロノ」 パワーリザーブ機能のついた「ルミノール　パワーリザーブ」 2カ所の時間を把握できる「ルミノール　GMT」 サイズが小さくラグジュアリーなデザインや色使いが特徴的な「ルミノール　デュエ」 リューズプロテクターのついていないクラシカルなラジオミールです。 ベースは変わらないですが、さまざまな機能によってデザインがガラッと変わる、そんなパネライのオーバーホールが完了致しました。

手巻きでの巻上ができないということでお持ちいただきました。