ブルガリは1884年にソティリオ・ブルガリがローマのヴィア・システィーナに店を出したことが始まりです。 ソティリオ・ブルガリは代々銀細工師を輩出する家系の生まれであり、生まれ故郷のギリシャのエピルスに伝わる伝統的なギリシャ建築をベースに、ローマで当時最先端の技術をうまく取り入れることで、革新的だと人気が拡大しました。 そして、イタリアンジュエリーの礎を築くブランドへと成長していきました。 20世紀になり、息子のコンスタンティノとジョルジオによって、アメリカやイギリスなどの英語圏からの旅行者に向けての経営へと変化していきました。 当時のデザインの流行といえば、フランス様式で、最初はトレンドの波に乗るようにフランス様式に合わせてジュエリーを発表していました。 しかし、本来のギリシャ様式がベースである古代ローマ様式に戻すことで、流行からは一線を画すブランドとして、さらに躍進することとなります。 今でも、古代ギリシャや古代ローマでは「永遠」の意味を持つ蛇のデザインを頻繁に使っています。 ルーツを見失わないからこそ、人気が変わらない秘密かもしれません。 そんな、ブルガリのアルミニウムの時計のオーバーホールが完了いたしました。

一日に大幅に進むようになってしまったため、お持ちいただきました。