時計宝石修理研究所

REPAIR COLUMN

■「パテック・フィリップ」

2022.08.05

1839年、アントワーヌ・ノルベール・ド・パテックとフランソワ・チャペックが、ジュネーブに時計工房パテック チャペック社を開設したことがパテック フィリップの始まりです。
そして1844年、パテックはパリの博覧会でリューズ巻き・針合わせ機構を備えた懐中時計と出会いました。製作者は、フランス人時計師ジャン・アドリアン・フィリップ。世界最高の時計を作りたいとの思いを持つ2人は、意気投合し、その翌年には、チャペックに代わってフィリップが技術者に就任し、1851年に正式に経営者に加わったことで、今に続くパテック フィリップの名が生まれました

世界最高の時計を目指し、技術革新を続け、同時に美しさも重視するジュネーブの伝統を受け継ぎ、最上級の手仕上げと工芸技術で、外装でも世界最高と称賛されています。

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