時計宝石修理研究所

REPAIR COLUMN

■「ネックレス修理」

2022.04.11

ネックレス修理にはいくつか方法があります。

開いて外れてしまったネックレスの小丸を閉じて留めるカシメは、スムーズな作業で当日お渡しできますが、

金属は元に戻ろうとする性質があり、開くとクセがついてしまい開きやすくなり、再度外れてしまう可能性があります。繰り返し荷重を受けるとその部分が固くなり割れてしまう、金属疲労をおこします。

ロウ付けと呼ばれる母材を溶融させずにろう材を接着剤として用いて接合させる方法は、母材を傷めずにと接合できます。カシメより強度があり、加わる力に対し均等に溶接するとより強度があがります。

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