時計宝石修理研究所

REPAIR COLUMN

◾️ 「PEQUIGNET(ペキニエ)」

2022.02.17

今回は、ペキニエのオーバーホールを承りました。

ペキニエは、1973年に宝飾デザイナーのエミール・ペキニエにより創業されました。

世界で初めて主に医療用に使用されるステンレススティール(316L)を時計界に導入し、そこにダイヤモンドをセッティングするアイディアを取り入れた先駆者です。

数多くの大胆で創造性のあるデザインを生み出してきました。

レディースウォッチ部門において、5回のカドランドール賞を受賞しています。

オリンピック競技でもある馬術に出場する馬の調教師でもあったペキニエ氏らしい、馬具のハーネスからインスピレーションを受けた、レディースライン「アテラージュ」とメンズライン「エクウス」は代表的なモデルです。

現在では、完全自社開発ムーブメントCalibre Royal(カリブル ロイヤル)は年間700本という希少性が、更に魅力を引き立てています。

「機械にかかるストレスを極限までなくす、パワーロスを極限まで無くす」をコンセプトに、88時間という長時間にわたる駆動と、72時間の高精度を実現させました。

そんなペキニエのオーバーホールが完了致しました。

 

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